宮部みゆき
『鳩笛草 ― 燔祭 / 朽ちてゆくまで』★★★
宮部みゆきの時代小説にすっかりハマっていたからか、
以前一度手に取ったけど渋いな・・と未読のままだった鳩笛草
題名も渋いっ
そこから想像するも影がある女性のイメージかしら。
裏表紙の内容説明を読み「超能力」!?(「きてます、きてます」古っ)
惹かれなかった。
今回『クロスファイア』の前哨戦と分かり、腰を据えて超能力の世界へ。
光文社文庫で長く愛読されている名作を、読みやすい文字に組み直し、新たなカバーデザインで、
「光文社文庫プレミアム」として刊行いたします。
文庫本にて読了です。
--------(抜粋)
亡き両親が残したビデオを見た智子は、かつて自分に特殊な力があったことを知る(「朽ちてゆくまで」)
わたしは凶器になれる―。念じただけで人や物を発火させる能力を持つ淳子は、妹を惨殺された過去を持つ男に、報復の協力を申し出る(「燔祭」)
他人の心が読める刑事・貴子は、試練に直面し、刑事としての自分の資質を疑ってゆく(「鳩笛草」)
超能力を持つ三人の女性をめぐる三つの物語
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予知能力、パイロキネシス、テレパス
もし自分にそんな力があったら!?なんて想像
もし宝くじが当たったら!?そっちの方が想像は楽しいけど。
昔のカッパ・ノベルス時代の装丁
うちの母がこのたぐいの山村美紗のサスペンスを読んでいたなぁ
なつかしい時代物です。
確か『長い長い殺人』はこのカッパ・ノベルスで読んだ記憶