宮部みゆき
『クロスファイア㊤』★★★
光文社文庫プレミアム
名前の如くプレミアム感?
「光文社文庫で愛読されている名作を、読みやすい文字に組み返し、新たなカバーデザインで、
「光文社文庫プレミアム」として刊行いたします。」
と巻頭に記載有
1998年10月 カッパ・ノベルス(光文社)刊
2002年9月 光文社文庫刊
--------(抜粋)
青木淳子は常人にはない力を持って生まれた。念じるだけですべてを燃やす念力放火能力―。ある夜、瀕死の男性を“始末”しようとしている若者四人を目撃した淳子は、瞬時に三人を焼殺する。しかし一人は逃走。淳子は息絶えた男性に誓う。「必ず、仇はとってあげるからね」正義とは何か!?裁きとは何か!?哀しき「スーパーヒロイン」の死闘を圧倒的筆致で描く。
--------
---
夜に火をつけてみろ
—デニス・エチスン「遅番」
---
宮部みゆきの筆が冴える 冴えまくる。
今現在じゃ中々描けない物語だと思うと余計に惹き込まれる。
それも単純に物語を楽しむだけじゃなく、考えさせられる話でもある。
あっと言う間に下巻へ。