池波正太郎
『夜明けのブランデー』★★★
以前鬼平を買った際、一緒にGETしたまま未読だったエッセイ
最近立て続けに推理小説ばかり続いていてふと思った。
「誰も殺されない話が読みたいな・・」
「平和にゆきたいな」
そういう気持ちになることはたまにある。
本多孝好を連続読みした時もそう(みんな殺せばいいってもんじゃなし)
ってことで本箱の未読本の中からチョイス★
池波正太郎のエッセイ(^▽^)/お初!
文豪は何を思う?
題名から想像する酒飲み話に美味しい話
是非ともその名店に足を運んでみたい。
某月某日と綴られてゆく日々の暮らし。
大先生は銀座がお好きなようで。
--------(抜粋)
「或日、映画を観た帰りに、銀座でコーヒーをのんでいると、外の日の光りが透き徹っていて、空が高くなったような気がした」
―60代の池波正太郎が「週刊文春」に連載
映画や演劇、万年筆に帽子、食日記や酒、旅行のことなど、洒脱な文章で穏やかな老熟の日々が綴られる。
直筆の挿画と洒脱なエッセイ40
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この味のある挿画は池波さんの絵です(赤は新装版です)
近々神田のお蕎麦屋さんに行ってみようと思ってます。