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O

2021-11-24 | 恩田陸

 

恩田陸
『私と踊って』★★★
 
 
突発的に題名と表紙で選んだ本
あとショート・ショートってのがよいなと。
 
活字中毒と思いたくもないけど、
バッグの中に本がないと分かった時のショックは大きくて。
!!!
本屋さんに走りたくなる(歩いてですが)
久々に買った恩田陸

電子書籍は?と突っ込まないでね 永遠の紙派なので。
読む、読まないに関わらず手元にあると安心
 
ただ最近は山行には持参しないことが多くなった。
一度忘れて焦って以来、逆に本がなくても過ごせることが分かった。
うとうとと居眠りしたり、車窓から山並みを眺めてみたり。
 
 
 
--------(抜粋)
 
 
パーティ会場でぽつんとしていた私に不思議な目の少女が声をかける。
「私と踊って」
彼女は私の手を引いて、駆け出した。
稀代の舞踊家、ピナ・バウシュをモチーフにした珠玉の小篇
冴えわたる恩田ワールド、きらめく十九の万華鏡
 
 
--------
 
 
・心変わり
・骰子の七の目
・忠告
・弁明
・少女曼荼羅
・協力
・思い違い
・台北小夜曲 ★★★★
・理由
・火星の運河
 
---
 
「 火星には直線で引かれた運河があって、それは異星人の文明の痕跡だっていう説があったけど、あの説って今もあるのかな」
 
---
 
 
・死者の季節 ★★★★
 
---
 
四月は残酷な月、という言葉がある。
 
 
 
本当に望んでいることは口に出してはいけない、と言われる。口に出してしまうと、魔物が寄ってくる。好事魔多し、という言葉もある。
 
 
 
---
 
 
・劇場を出て
・二人でお茶を
・聖なる氾濫
・海の泡より生まれて
・茜さす
 
・私と踊って(表題作)
 
・東京の日記
・交信
 
 
-------- 以上19作品
 
最後の「東京の日記」と「交信」の羅列がおもしろい。
遊び心もある一冊です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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