拙著「時空の接点」「ロールスボイス」「社内番外地」の3タイトルをAmazon Kindle Storeにて、3月5日17時まで無料キャンペーン実施中です。
<あらすじ>
「時空の接点」
2016年9月8日、通販会社を定年退職となった森岡は、最後の出勤日を迎えた。
35年間勤め上げた森岡の胸には、過去のさまざまな出来事が去来していた。
最後の挨拶を終え、会社をあとにした森岡は、とある喫茶店に入る。
1981年9月8日、森岡は7年間務めた石油製品会社を辞めようと決意し、転職活動の真っ最中だった。
2ヵ月ほどの転職活動の甲斐もなく、まだ次の会社は未定だった。最後の会社説明会の前に、天神橋筋商店街を彷徨していた森岡は、時間潰しに、とある喫茶店に入る。
その喫茶店で2016年の森岡と1981年の森岡の時間が奇妙な接触を果たす。
「ロールスボイス」
単身赴任の青柳は、大阪天満の欧風居酒屋『ロール』で、出版社課長の黒岩と、派遣社員の麻衣と知り合った。お互いにひとり暮らしの三人は意気投合し、気の置けない飲み仲間になった。
ある日三人は『ロール』のママの勧めで、バンドを組み、秋に開催される天満音楽祭出場を目指すことになった。
嫌々ながらも、青柳はベース担当になった。昔、ブルースバンドのギタリストだった黒岩や、ドラム教室に通っている麻衣はまだしも、青柳はギターは弾けたが、ベースは触ったこともなかった。
三人は貸スタジオで、音楽祭に向けた練習を始める。黒岩のオリジナル曲をマスターし、音楽祭に応募するためのデモ音源を、録音する日も間近となったある日、事件は起こった。
「社内番外地」
上司である部長との折り合いが悪かった村上は、営業部から販売促進部保険課へ左遷させられる。
そこは社内番外地と呼ばれる、所謂、落ちこぼれ社員の受け皿的部署だった。
服装の自由化にかこつけた、パンクファッションやタンクトップに超ミニの社員、マザコン社員や課長気分が抜けない役職定年社員など、一癖も二癖もある社員の集まりに、村上は先が思いやられた。
バンドのライブやキャバクラでの出来事、母親同伴での退職の申し出と、次から次へとやっかい事が頻発する。
それと同時進行で、会社も大きな転機を迎えていた。
天神橋筋商店街を借景に、村上のサラリーマン人生の過渡期を描く、ヒューマン企業ストーリー。
★この機会にぜひ、ご購読ください。
よかったでも悪かったでも、ほんのひと言でも、読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。
男は歳を取ったら禿げるか白髪になるかだ。
ほとんどの男は白髪になることを望むだろう。
しかしこればかりは神(髪)のみぞ知るところだろう。
幸いにも私は白髪派だ。
50歳過ぎた頃から目立ち始め、今では3割方白髪だ。
つい最近まで無駄な努力とわかりながらも、気が向けば、目立つ白髪を10本、20本と抜いていた。
しかし、抜いたあとから、白髪は生えてくる。すごい生命力だ。
そして、私は今日を以って白髪を抜くのをやめにした。
それは取りも直さず、老いに対する抵抗を、またひとつ諦めたということだ。
古くは老眼、難聴、顔のシミ、シワ、足腰の衰え、と老化に対する抵抗をやめてきた。
最後に残るのはボケに対する抵抗か。
これはウクレレの練習と小説を書くことで抵抗している。
それもいつまで続くことやら。
ほとんどの男は白髪になることを望むだろう。
しかしこればかりは神(髪)のみぞ知るところだろう。
幸いにも私は白髪派だ。
50歳過ぎた頃から目立ち始め、今では3割方白髪だ。
つい最近まで無駄な努力とわかりながらも、気が向けば、目立つ白髪を10本、20本と抜いていた。
しかし、抜いたあとから、白髪は生えてくる。すごい生命力だ。
そして、私は今日を以って白髪を抜くのをやめにした。
それは取りも直さず、老いに対する抵抗を、またひとつ諦めたということだ。
古くは老眼、難聴、顔のシミ、シワ、足腰の衰え、と老化に対する抵抗をやめてきた。
最後に残るのはボケに対する抵抗か。
これはウクレレの練習と小説を書くことで抵抗している。
それもいつまで続くことやら。
トランプ大統領が誕生して以来、アメリカの世論が真っ二つだ。
トランプ派、反トランプ派が反目し合っている構図だが、民主主義を重んじる国で、民主的な選挙で選ばれた大統領なのだから、選挙が終われば、ノーサイドいう訳にはいかないもんかね。
ここへ来て、トランプの強硬政策もあるが、それに対する反トランプ派の抗議は異常だ。
反トランプ派と目されているのは、文化人、知識人、富豪と呼ばれる、所謂、既得権益者層だ。
選挙終盤になってもヒラリーの勝利を信じて、ほとんど行動も起こさず、権力の上でのうのうと傍観していた人々だ。
メディアも味方につけているこの層は、今頃になって、抗議活動に躍起になっている。
今までに手に入れていた、権力や富や名声が揺らぐことに耐えられないのだ。
片や、トランプ支持派は、選挙期間中からトランプの声に謙虚に耳を傾け、グレート・アメリカの復活に期待を寄せた中産階級、それもロワミドル層の人々だ。
一見、過激で粗野なようで、的を射ているトランプの言葉に、心を動かされた人々だ。
大富豪のトランプも何度も破産という辛酸を舐め、トランプ派の人々の苦労を身を持って知っているはずだ。
それ故、メディアという隠れ蓑で似非正義を振りかざす、文化人、知識人、富豪に我慢がならないのだろう。
7カ国に対する入国禁止令にしても、そのほとんどを過去にテロ支援国家に指定したのは、オバマ大統領ではなかったのか。
反トランプ派は入国禁止に反対の立場だが、テロの危険性をどのように排除しろというのか。
入国審査には人手も時間もかかる。
とりあえず入国禁止にして、徐々に緩和していくほうが効果的ではないのか。
先日のアカデミー賞授賞式でも、政治的発言が見られたが、文化と政治はお互いに不可侵でなければならないはずだ。
作品賞のドタバタ劇は、本来なら『ラ・ラ・ランド』に決まっていたものが、何らかの政治的(比喩表現です)圧力で、反トランプ色を強く出すために、急遽、黒人をフィーチャーした、社会派モノの『ムーンライト』に変更されたのではないかという疑念が消えない。
トランプ派、反トランプ派が反目し合っている構図だが、民主主義を重んじる国で、民主的な選挙で選ばれた大統領なのだから、選挙が終われば、ノーサイドいう訳にはいかないもんかね。
ここへ来て、トランプの強硬政策もあるが、それに対する反トランプ派の抗議は異常だ。
反トランプ派と目されているのは、文化人、知識人、富豪と呼ばれる、所謂、既得権益者層だ。
選挙終盤になってもヒラリーの勝利を信じて、ほとんど行動も起こさず、権力の上でのうのうと傍観していた人々だ。
メディアも味方につけているこの層は、今頃になって、抗議活動に躍起になっている。
今までに手に入れていた、権力や富や名声が揺らぐことに耐えられないのだ。
片や、トランプ支持派は、選挙期間中からトランプの声に謙虚に耳を傾け、グレート・アメリカの復活に期待を寄せた中産階級、それもロワミドル層の人々だ。
一見、過激で粗野なようで、的を射ているトランプの言葉に、心を動かされた人々だ。
大富豪のトランプも何度も破産という辛酸を舐め、トランプ派の人々の苦労を身を持って知っているはずだ。
それ故、メディアという隠れ蓑で似非正義を振りかざす、文化人、知識人、富豪に我慢がならないのだろう。
7カ国に対する入国禁止令にしても、そのほとんどを過去にテロ支援国家に指定したのは、オバマ大統領ではなかったのか。
反トランプ派は入国禁止に反対の立場だが、テロの危険性をどのように排除しろというのか。
入国審査には人手も時間もかかる。
とりあえず入国禁止にして、徐々に緩和していくほうが効果的ではないのか。
先日のアカデミー賞授賞式でも、政治的発言が見られたが、文化と政治はお互いに不可侵でなければならないはずだ。
作品賞のドタバタ劇は、本来なら『ラ・ラ・ランド』に決まっていたものが、何らかの政治的(比喩表現です)圧力で、反トランプ色を強く出すために、急遽、黒人をフィーチャーした、社会派モノの『ムーンライト』に変更されたのではないかという疑念が消えない。