★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

拙著『退行催眠 記憶の回廊』発売中

2017年02月21日 21時47分51秒 | 徒然(つれづれ)

拙著「退行催眠 記憶の回廊」をAmazon Kindle Storeにて発売中です。

<あらすじ>
 化粧品販売会社に勤める時田は、転職歴3回の40歳のしがない独身サラリーマンだ。
 天神橋筋商店街の路地裏の、寂れた昭和歌謡バー『ノスタルジア』が時田の行きつけの店だ。
 店のマスターは精神的なトラウマから発声障害を患っている。
 時田は夜毎そのバーで、常連の売れないバンドマンや還暦オヤジ、デリヘル嬢と安酒を呷る毎日だ。

 ある夜、その店にマスターの同級生だという矢吹が現れる。
 聞き上手の矢吹はすぐに常連客とも顔馴染みになった。
 そんな矢吹はある日時田に、退行催眠で過去の記憶を再生してみないかと持ちかける。
 将来も見えず、現状にも苛立っていた時田は、もし、そんなことができるのなら、懐かしい大学時代に戻ってみたいと思った。

 驚くべきことに、退行催眠をかけられた時田は、あたかもタイムトラベルしたように、懐かしいあの頃へ戻っていた。
 それは記憶の再生というより、過去を全くそのまま五感で体感するようなリアリティだった。
 記憶の中の世界で、懐かしさを満喫するに従って、時田にある疑念が生まれる。


★ご興味のある方は、ぜひご購読ください。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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