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いつもと散歩のルートを変更。
気持ちのいい竹林。
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冬の景色にすかーっとします。
どんな時間を過ごそうとも
散歩だけは続けよう。
「忙しい」
これを言うのを数年前にやめました。
(???数日前のブログで結構使ってたかも、笑)
つい使って人に不愉快な思いをさせたこともあったかもしれません。
与えられた時間に「感謝」があったならたぶん使わなかったであろう言葉だと思います。
企業でお仕事をしていた頃とは違って
フリーランスの今、100本営業して1本の仕事を戴けるのは奇跡のご縁です。
お仕事をさせて戴けることがどれほど感謝しなければいけないことかを
この数年で学びました。
「忙しい」とつぶやく甘えを捨て、
自然に流れゆく時間に心を乱さず呼吸を合わせて生きることの方が
仕事をこなすことよりはるかに難しく
それに挑むことの方がその日を精一杯生き抜いた気がします。
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とても冬らしい空の一角であるものを発見!
見えますか?
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よく見ると木に秋の頃の柿がひとつだけ残っているんです。
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この木もありました。
木にひとつだけ。
これを木守(きまもり)っていいます。
収穫する秋の日に実をひとつだけ残しておきます。
来年もどうか豊作でありますようにとの願いをこめる儀式みたいなもの。
千利休が愛用した赤楽茶碗の名前も「木守」でした。
木守に人の心を感じて
なんだろう、すごく心が浄化されます。
散歩っていいですね。
冬の寒さのなか歩くようになって
ほんの少しだけど、心が強くなったような気がします。