Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

プチ祝い

2012-01-09 00:34:39 | 暮らし



日曜日、わが家でちょっとおめでたいことのプチ祝いでした。





こんなに風は冷たいのに綺麗な色のオレガノには優しい強さを感じます。

レモンの葉が冬色だったので、一緒に合わせてナプキンリングにしました。


右は庭のワイルドストロベリーの実が赤くなっていたのでテーブルフラワーとして。





戴き物のワイン。

なんと、あのシャトー・ラ・トゥールです。

わが家ではこんなワイン飲めないので

緊張で固まりそうでした。

でも、さすがに私の舌でもわかります。

ふんっとーに、うンまかった。





お正月の残りの食材を使ってシーフードのアミューズを。

お庭になっていた金柑をドレッシングに加えたらとても美味しかった。


今日はフレンチなのですがバゲットが残っていたのでスペイン登場。

パン・コン・トマテです。

ガーリックをこすりつけてオリーブオイルをたらしかるくトーストしたら

フレッシュのトマトの断面をこすりつけます。

これがパン・コン・トマテの美味しい食べ方です。





牛肉の赤ワイン煮込み。

セロリ、ニンジン、玉ねぎ、ベーコン、フォンドヴォー、ブーケガルニ・・・

気合入れました。うンめかったあ。

添えた玉ねぎのローストが最高でした。


右は食前にノンアルコールドリンクとして

柘榴のグレナデンシロップとペリエを割ったものです。

何故これを用意したかといいますと・・・


このドリンク、赤ワイン煮込みの途中で少しだけ戴くと、

食前に戴いた時と味が少し変化したように感じます。

赤ワインソースのお口直しというかリフレッシュしたように

濃厚なソースによく合います。


おもてなしの時にはノンアルコールカクテルとして

サーブするのもいいですね。

これは私の自宅でのレッスンでもご紹介しました。


ぜひプチ祝いの日にお試しを。


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新しいスタート

2012-01-07 19:50:17 | 



モノではなく命であるということ。

そう考えると調理も変わってきます。

その素材がどうして欲しいのか。


わが家はお粥がダメという人がいるので七草粥は作りません。

おむすびで一昨年までの感謝と今年の無病息災を祈ります。





毎日おむすびをしても、

いつも最後のひとつが大きくなる。

夫婦だからといって半分こじゃなく、

旦那さまに大きいのをあげなさいという神の賜物ですね、きっと。


おむすびと一種類のおかずとお味噌汁。


今年のおむすびは昨年までのおむすびと少し違います。

ぐんと美味しくなりました。

↓この一冊が教えてくれたのです。




昨年末、お正月に読む一冊として書店で偶然手にしたご本。

佐藤初女さんの心のこもった一冊。


昨年から「食」と向かい合いずっと考え続け悩んでいたこと、

この一冊が確かな道標となってくれました。

とても素敵なご本です。

まだ私なりに解決できない部分もあって

それは一気にすべて解決する必要はなく、

これから自問自答の日々で自分を鍛えていくのだと思います。


いつも等身大でありたいと願い、

佐藤初女さんのように謙虚な女性でありたいと・・憧れます。


食はとても心に優しく共鳴する命だから

わたしなりにどんなものにも命あるものには穏やかに向かい合いたいと考えています。


昨年は漢方薬と病院での治療を重ねてきました。





MRIとかCTとかで笑ったらどう撮影されるのかと好奇心がフツフツとしてきて

いい歳をして笑ってみることにしました。


いろんな事も重なって毎日バテそうでした、根性全くありませんから、はい。

でもこんな私にでさえ試練を与えて戴けたこと感謝に思います。

今年は久しぶりに復活! 

神様、どうかしばらく試練は結構であります。


ありがたいことに昨年末12月に入ってから頂戴したお仕事が数件ありました。

そのうち私にとって未踏のフィールドでのオファーがあり、

最初はちょっと戸惑いました。

私の別の角度からなにかを感じて戴いたらしく・・・

最初はお断りするつもりだったのが

「お引き受けします」と勝手に口が言っちゃってるから自分でも参りました。

が、この年末の初挑戦が今後のヒントとなりました。

何でも挑戦すれば得るものは必ずあるということを感じた次第です。

このことが今年どんな実を結んでくれるのかとても楽しみでもあります。





絶好調でスタートを切りました。

飛びます、飛びます。



朝一番のおいしいにおい
クリエーター情報なし
女子パウロ会
 


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ノート作り

2012-01-04 17:42:27 | 暮らし
中学生の頃、学校でノート提出というのがあって

先生が生徒のノートのまとめ具合をチェックするらしく・・・いつも不思議でした。


私はあまりまじめな勉強スタイルが好きじゃなくて、

教科書、ノートは絵とかマンガとか図解説が多い。

生徒とはいえ人のノートに勝手に赤文字で「再提出」と書かれることにムッとした。

中学が4年生まであったら私は完全にグレていました。





JAL国際線、東京ーコペンハーゲン、東京ーパリ、

当時のファーストクラスのメニューでした。


このメニューの1ページめの開きが無地になっているところを利用して

フライト中に休憩も無しで作ったギャレー(機内のキッチン)マニュアルです。

私にとって絶対に捨てられない宝物なのです。


大人になっても私のノートは変わらず変で下手くそな絵入りです。





よく仕事でも絵だらけノートを見てびっくりされます。

お気に入りでずっと愛用しているのは無印良品の週刊誌ノート。

200円でおつりがきます。

紙質が上等じゃなく藁半紙でもなく、つるつるじゃなく使いやすいです。


このノートにカバーをつけたくなりました。





お正月ののんびりとした時間ていいですね、ちょっとレザークラフト。

いつものノートにレザーのカバーをつけました。





革を小刀でノートのサイズにぴったりカットします。

革は馬喰町、浅草橋あたりの問屋さんで、

革用小刀はユザワヤさんで購入できます。





背の中央に穴をあけてヘアーゴムを通して、外れないようにセロテープで処理します。


ノートの表紙と革を合わせて両端だけをボンドで接着します。

革同士ならゴム糊というのを使用しますが木工用ボンドでOKです。





今年用のノートも完成です。



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カラカラ

2012-01-03 22:57:39 | 



ストウブの上でカラカラ、良い音がします。

すっかり古くなってしまった炒り器の中で

銀杏がカラカラ。


目を閉じて音だけを聴いていると

いろんな音に聞こえます。


あの「蛍の墓」で幼いせつこが最後までカラカラ音をたてていた

サクマ式ドロップスの缶の音みたい。


カウベルにも聞こえたり


どこの国かなあ・・・

森の中にある学校の授業が始まる合図がこんな音だったりして。


田舎の景色の中を走る単線1両編成くらいの電車・・・

発車ベルはこんな感じ?

あ、そんな田舎だとたぶん無人駅で発車ベルなんてきっとないね。


自然素材から出てくる音にはやはり自然な景色を想像するものですね。


それにしても大きな銀杏です。

殻の内側にある黄金の実にぴたーっとはりついた薄皮を剥く作業が苦手。


茶碗蒸しに使おうと思っていますが、

殻を割って剥きながらやっぱりつまみ食い。

ぽいぽいって、無くなっちゃった。


もういっちょ、カラカラ。

なんだかこの音に今夜、座敷わらしが遊びにやってきそうな気がします。



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夜明け

2012-01-02 01:06:05 | 
1年を振り返る日と新しい夜明けを待つ間で

数時間眠りにつきました。


夢の世界の何丁目のどのあたりをどう彷徨っていたのでしょうか。

目覚める時間を自分で設定していたことなど忘れ

すっかり夢の中で彷徨って

突然目覚ましが鳴る。


そんな風に

人の夜明けもある日突然やって来るそうです。


もぐっていたお布団の外で聞こえた気がしました。

「おめでとう」

そうだった!

一年に一度だけ「おはよう」ではなく「おめでとう」の日で新しい年が始まりました。





新年あけましておめでとうございます。

暖かい春が一日も早くやってきますように。


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