goo blog サービス終了のお知らせ 

カプチーノノート cappuccino note

日々更新。ネタ探しの毎日。今日もいいことありますよ。

酒の国

2007-12-19 | 韓国ドラマ[さしすせそ]

の国を見ようと思ったのは、韓国のお酒のことがわかるかなと期待したのとイ・ドンウクが出ていたためです。

最近、マイガールを見ててイ・ドンウクが身近になっています。

主役はキム・ジェウォンとキム・ミンジョンです。

キム・ミンジョンは前にアイルランドをテレビで見たときから知っていましたが、あらためて、キム・ミンジョンは男優と女優の二人がいることを認識しました。

アイルランドの時は相当崩れた女優の役でしたが、酒の国では清純な女子高生で登場してびっくりしました。

さすが女優ですね。しかも、そのスリムなところが目立ちました。

ドラマは全16話です。内容は韓国ドラマのエッセンスてんこ盛りです。

ソ・ジユンとイ・ソニは親が共同で造り酒屋をしているため、一緒に生活している幼なじみです。

造り酒屋は人間国宝であるソニの祖父のこだわりで、儲からず、家族は貧乏生活をしています。

ソニは子どものころから酒造りに関わり、お酒の味見ができるほどです。

このお酒の子のソニの成長物語だったら面白かったでしょうが、酒造りはドラマの背景でしかなく、もの足りません。

ジユンはソニが酒造りに夢中なこと、貧乏な生活のため、お酒に恨みを抱いています。

ジユンは酒を盗み、お金に換えようとしますがソニに見つかります。

家族に叱られたジユンは酒蔵の酒がめを槌で壊します。

しかし、韓国ドラマの主役は物にあたりますねえ。なんでも壊して、自分の怒りを表します。こんなシーンは見てていやです。

この人、いつか、お酒の神様や酒がめの神様のばちがあたるよ、と思っていたら、やっぱりそうなりました。

ジユンが大事な酒がめを壊し、売り物のお酒がなくなって、酒屋はますます貧乏になりました。

ジユンは情けない自分を変えようと日本に留学に旅立ちます。

ジユンの父はソニの祖父や父を裏切り、大手のセワン酒造会社に酒造りの方法を売り込み、ソニの父の研究日誌を持ち出します。

ジユンの父の裏切りを知ったソニの父はショックで心臓麻痺のため、死んでしまいます。

ソニはジユンの父の運転するトラックにはねられ、記憶を無くしてしまいます。

ソニの祖父はジユンの父の裏切りとソニの父の死のショックから、すべてを捨てて行方不明になります。

5年後、記憶を無くしたソニは半身不随になった祖父と海辺で暮らしています。

ジユンはソニの行方を探していたのですが見つからず、留学を終え、韓国に帰りセワン酒造に入社します。

ジユンの父はセワン酒造の専務になっていました。

セワン酒造の社長の息子ドイルは偶然ソニを見つけ、彼女が記憶を無くしていることを知り、2人が親しかったと装います。

だんだんドイルはソニに惹かれていきます。

ソニはジユンに会っても思い出せず、避けようとします。この辺はとっても面白かったのですが、すぐにソニの記憶が戻ります。

もっと記憶喪失が続いたほうがおもしろかったのに…。

記憶が戻ったソニは一度は過去を忘れ、ジユンと生きようとするのですが、ジユンの父が2人の関係を許しません。

ジユンの父の手下はソニを連れ去ろうとして、誤ってソニの祖父を車で撥ね、殺してしまいます。

ソニはジユンの父に復讐を誓います。ソニはジユンと別れ、ドイルに近づき、彼を利用してジユンの父を失脚させようとします。

ドイルの妹エリョンはジユンの上司としてジユンを応援しますが、いつしか、ジユンを好きになります。

エリョンには、ソニの変化が理解できません。

ソニはなりゆきからドイルと結婚することになります。しかし、結婚式にジユンが現われ、ソニを連れ去ります。

ジユンとソニはもう一度、2人が育った造り酒屋でお酒造りを始めます。

しかし、ジユンは病気となり、余命3か月と診断されます。

理想の酒造りにジユンは余命を懸けます。

ドイルとエリョンも2人に協力し、韓国のお酒を世界に売り出そうとします。
 
このドラマのつまらない原因は悪女が出てこないところでしょうね。

今回の設定だとエリョンがどんどんソニをいじめて、彼女を追い詰めなければいけないのに、エリョンは最初から最後までとってもいい人です。

逆にソニがドラマの途中で悪女になっています。

もう一つはヒロインのソニが揺れすぎています。彼女の気持ちに一貫性がないので共感できないのです。

復讐を誓い、ドイルと結婚しようとするが、ジユンに連れ去られると結婚も復讐もやめてしまう。

もっと、しっかりしろと言ってやりたくなります。

あと、簡単に病気を使うなということです。死にゆく姿を見せれば感動すると思ったら大間違いです。

イ・ドンウクは悪役かと思ったら最後にはいい人になっていました。イ・ドンウクファンには面白いドラマでした。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする