城山日出峰を出てタクシーは海岸線を走って行きました。
海女さんが漁をしていました。
途中、オー イル キ ニョン シ ジャンとハングルで書かれた建物があり、地図と比べて抗日記念市場なんだなーとわかりました。
キムさんがさりげなく「オーイル」とつぶやいたので「抗日ですね」と言ったら笑っていました。
このときだけ、ちょっとヒヤッと感じました。
風力発電の風車も見えました。
そしてタクシーは山へ向かって「万丈窟」へ着きました。
延々と火山の洞窟が続いています。
暗い中を黙々と歩いていきます。
日本語の説明があるのでついつい読んでしまいます。
天井は高く、道は広く、壁は黒く、不思議な空間です。
韓国人の家族連れの子どもたちのはしゃぐ声が響きます。
途中からフェンスの橋を渡り、行き止まりに石柱がありました。
そこから、また引き返します。
ライトがすべて奥に向いているので、帰りは行きよりまぶしかったです。
おもしろいというか、いったい自分は何をしているのかというか、ぼーっと考えながら暗い中を歩くのが、楽しいといえば楽しいところでした。