今、GYAOの昭和TVで「時をかける少女」が見られます。
私の映画ナンバー1はこの「時をかける少女」です。
二十代に初めて見てから、何度見たことでしょう。
キャスト、脚本、監督、ロケ地なにもかもぴったりはまった奇跡のような映画です。
尾道と竹原がロケ地になっていて、竹原に行ったときは、映画のごろーちゃんの醤油屋さんが本当にあってびっくりしました。
セリフがまたいいんです。
ラスト10分ころの和子と深町君のセリフのかけあいが、跳びすぎているようで、これしかないところ。
ラストの再会シーン。
おまけのプロモーションビデオ。
なにもかも、ぴったりなんです。
今日見て、感じたところ。
女子高生のスカート丈の長いこと。
今ではありえませんね。
土曜日の半日って今から考えると不思議なものでした。
一週間のおまけみたいな…、だから、こんな不思議な事が起きたのかもしれません。
掃除のあとの焼却炉。
これも今はダイオキシンでなくなりました。
そして、この映画のテーマは違和感なのかな、と思いました。
同じような毎日の何かが違うと気づいた少女が、その違和感を解消しようとするうちに、後戻りできない別世界にたどりついてしまうという世界が描かれていると見ることもできると思いました。