「思い出のマーニー」ジョーン・ロビンソン作松野正子訳(岩波少年文庫)を初めて読んだのは20年前くらいになります。
児童書の案内書に魂が救済される本として紹介してあったので読んでみました。
当時もかなりへこんでいて、この本を読んで、びっくりするくらい共感できて、気分がよくなった記憶がありました。
ひさしぶりに読み返してみて、物語が終わりに近づくと、泣きたくなるような感情になりました。
自分が一人ぼっちで、だれにも気にされていないと感じていたら、この本を読んでください。
あなたは愛されているんだよ、あなたを愛している人がいるんだよって教えてくれます。