このドラマ、始まったころは、どう考えてもありえない設定があったりして、どうなるのかと思っていました。
対馬を制圧するところとか、見ていて不愉快なところもあったりしました。
ところが、ドラマが進むにつれて、だんだん、おもしろさが増してきました。
長いこと、付き合ってきた臣下が、あっさり、反旗を翻して、世宗を批判し、失脚させようとする。
それでも、また、世宗に従ったりします。
そんな、長いつきあいの臣下が死んでいくシーンはちょっと泣けました。
また、明がそこまでしないでしょうというくらい内政干渉する。
いよいよハングル創製と思ったら、なかなか文字を作れず、死体を解剖して、人体模型を作り、世宗は目を悪くして…。
で、まだまだ、話の途中みたいな感じだったのに、急にもりあげて終わりました。
見終わって、なぜか、感動してしまいました。
よく考えたら、世宗とわたしはまったく関係ないのに…。
でも、わたしがハングルを勉強しているのは、この人のせいであり、おかげなんですねー。
この日本人も感動させてしまう韓国歴史ドラマの力、ちょっとこわいし、すごいです。