カプチーノノート cappuccino note

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青春18きっぷの旅5日目つづき

2013-04-06 | 旅の空から、旅日記

檜曽駅で電車を下りて、南に向かいました。

林間学校では宿の前に川があって、橋を渡って、キャンプファイヤーをしたのでした。

道を川の方に向かって下っていくと橋があって、渡りました。

しかし、記憶にあった浅瀬ではありません。

さらに歩いて行くと小学校があって、脇の道に入れば川の方に行けそうです。

川に近づくとつり橋がありました。

つり橋を渡ると東京電力の施設らしきものがありました。

川沿いに歩いていけば、宿の向かい側に出れるのでは…と日陰に雪の残る林道を歩いて行きました。

しかし、行けども行けども、それらしい場所になりません。

こんなとき、行くか引き返すかで迷います。

スマホのマップで見ると、先の方に橋があるとわかりました。

橋まで行くのと戻るのと同じ距離くらいで、もしかしたら、その橋が思い出の橋かもしれないので、さらに歩いて行きました。

誰もいない林道を雪解け水が流れ、時に雪に靴がもぐりながら、ひたすら、歩きました。

ようやく、建物が見え始め、記憶と無関係な温泉宿がありました。

橋を探すと、下につり橋がありました。

やっぱり、探していた場所ではありません。

つり橋を渡り、引き返すことにしました。

また、ひたすら歩きました。

ガードレールに熊鈴として、オイル缶と木づちがありました。

冬眠から覚めた熊が山から下りてこないかなと思いながら、歩きました。

最初の橋を渡り、川のそばに近づき、切り株に腰掛け、一休みしました。

帰りの電車の来るまで、時間はまだたくさんあり、思い出の場所を探しに駅と反対方向へ歩いていきました。

その先にホテルがあるとスマホのマップに出ていたのでした。

歩いていくと、バス亭があり、水上駅へ行くことができることがわかりました。

さらに歩いて行くと、奥利根館という廃業したホテルがあり、そこも違うことがわかりました。

もう湯檜曽駅に引き返す元気もなく、そこのバス亭のベンチでバスを待ちました。

目の前にはデザインホテルらしき建物がありました。

この建物のせいで、奥利根館は廃業したのかなと思いながら、やってきたバスに乗りました。

バスには誰も乗っていませんでした。

思っていたより、水上駅は近く、運賃230円を払いました。

水上駅に出たおかげで、1本早い電車に乗れました。

高崎に出て、乗り換えて、グリーンに乗って帰りました。

高崎駅で買った焼豚弁当を食べて、缶ビールで青春18きっぷの旅の終わりをお祝いしました。

うちに、帰って、ネットで検索したら、思い出の宿は湯檜曽駅の北側にあったらしいことがわかりました。

そのうち、また行くことになるでしょうね。

コメント
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