カプチーノノート cappuccino note

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「わんぱく天国-按針塚の少年たち-」

2015-12-04 | 本を読む

藤さとる著 村上勉絵 講談社 1977

この前京急の安針塚駅を下りて行った按針塚を舞台にした佐藤さとるの本を読みました。

按針塚から逸見駅へ下りて行った階段坂道がまさに物語の冒頭に出てきて(たぶん)じーんとしました。

昭和1×年の横須賀の子どもたちの遊び生活が描かれていました。

ハイライトは子どもたちが人が乗れるグライダーを作って按針塚から飛ばすところです。

きっとここを飛んだんじゃないでしょうか。

それから、三十年後、当時のがき大将は戦死したとさらっと4行の文章で表わしているのが衝撃です。

いい本でした。

このおもしろさは大人じゃなければわからないかもと思いながら、子どもの頃にも読んでいれば別の視点でおもしろく感じたでしょう。

コメント
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