今週見たBS朝日の2つの番組について書きます。
火曜日放送の「サウナを愛でたい」はヒャダインさんと濡れ頭巾ちゃんが気仙沼を訪れます。
気仙沼の旅館に「サウナトースター」という移動式サウナが置いてあります。
旅館の女将さんは震災で津波に遭います。ボランティアを泊まらせたことで自宅を旅館にします。
さらに3年前、船の事故で夫と長女と三女の夫を失ったと話します。
なにその展開。見ていて驚くしかありません。
落ち込む彼女を救ったのは「サウナトースター」だったそうです。
水曜日放送の「昭和のクルマといつまでも」では白いフォルクスワーゲンカルマンギアが出てきます。
持ち主の娘さんのお父さんが車の事を説明します。
娘さんはいつ出てくるんだろうと見ていると、娘さんのエピソードが紹介されます。
娘さんは先天性心臓病で2度の手術を経て看護師になり、自宅にあったカルマンギアを修理して乗るようになったそうです。
将来のため、25歳で3度目の手術をしたところ心臓が止まり、脳に障害を負い寝たきり状態になります。
お母さんが平成28年に白血病で死に、娘さんは31年に亡くなったそうです。
お父さんは動かなくなったカルマンギアをまた修理して乗れるようにしたそうです。
カルマンギアを運転していると娘さんと一緒にいると思えるそうです。
いつも、お気楽なバラエティー番組なのに、続けてこのようなエピソードを放送するのはこんな時代だからなのかわかりません。
ただ、お二人ともクルマというモノに癒されているのが不思議な共通点です。