第3296話 できる!大人の話し方

2022年04月12日 08時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

本日は コミュニケーション講座(第2弾)

「できる!大人の話し方」

 

「ワンセンテンスは短く」

文の長さを意識して、長くならないように。

「わかりやすい言葉で」

難しい漢語表現、カタカナ表現、

若者言葉や流行語、オノマトペは避ける。

「優先順位を考えて」

自分が何を聞きたいのか 考えてから質問。

自分は何を伝えたいのか 考えてから説明。

「アンコンシャス・バイヤスに気をつける」

アンコンシャス・バイヤスとは、

無意識の思い込みや偏見。

パワハラ加害者にならないために

意識した方がいい時代。(第3244話~第3248話)

 

実は、これ 外国人のキャリア支援のための

日本語コミュニケーション講座で習ったこと。

(を「できる大人の話し方」講座用にアレンジ)

なので、5点目を足すとすれば、

「ため口を避ける」

親しみ表現である「ため口」だが、

外国人が日本語を学ぶ時は、敬語から。

です・ます調の方がわかりやすい らしい。

(意味ありげに表現を反転させる)倒置法や

(意味を持たない えー、あー等の)間投詞も使わない。

 

外国人材のみならず、上記を注意するだけで

日本人にも わかりやすく、安全 と言える。

多様性への配慮は、老いも若きも 日本人同士でも。

新入社員(Z世代)とのジェネレーションギャップ含め、

みんなに やさしい。

 

※ コミュニケーション講座 第1弾は、

「使える! 便利な言葉」(第3080話)

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第3249話 適度な人間関係

2022年02月24日 08時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

ハラスメントを学べば 学ぶほど、

人と接する時、一定程度の「適度な距離感」

が求められ、帰属意識とか 愛社精神とか

を どう醸成すればいいのか・・・

 

どこかさみしい気持ちで 他企業の

ハラスメント対策事例を学ぶうち、

企業イメージが 好転していく・・・

ハラスメント対策を義務として講ずる

のではなく、

「相手を尊重する姿勢」としてみると、

こんな企業で 働きたくなる!

生まれる帰属意識と愛社精神。

なんて素敵な取り組みなんでしょう!

 

適度な人間関係(距離感)は

適当な人間関係ではない。

取り組み方次第で 冷たく遠いものではなく、

節度ある 成熟した関係なんだと気づいた時、

ハラスメントは身につけるべきマナーとなる。

 

※ 第3244話~3249話の

ハラスメント対策話はいかがでしたでしょうか。

今日は 今週のまとめ・終わりに でした。

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第3248話 ほどほどに(育成の難しさ)

2022年02月23日 10時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

パワハラ6類型・「過大な要求」例。

新卒採用者に対し、必要な教育を行わないまま

到底対応できないレベルの業績目標を課し、

達成できなかったことに対し 厳しく叱責すること

 

「過大な要求」 該当しないと考えられる例

労働者を育成するために

現状よりも少し高いレベルの業務を任せること

「過小な要求」 該当しないと考えられる例

労働者の能力に応じて

一定程度 業務内容や業務量を軽減すること

 

6類型の事例・・・

有識者の先生方が 論議を重ね、

作成したと思うと さらに興味深い。

 

「身体的な攻撃」 該当しないと考えられる例

誤ってぶつかること

(の記載に)思わず 笑ってしまった私。

(と同時に文言化しなければならない悲しみ)

 

「精神的な攻撃」 該当しないと考えられる例

遅刻など社会的ルールを欠いた言動が見られ、

再三注意してもそれが改善されない労働者に対して、

一定程度 強く注意をすること

 

随所に出てくる「一定程度」・・・

いずれにせよ 家から1歩 外に出たら

(わきあがる怒りはコントロール・笑)

言動には 細心の注意を払い、

たまったストレスは うまく解消できるよう

自分のストレス対処法(ストレスコーピング)

を見つけ、メンタルヘルスを守るべし(笑)

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第3247話 知らずに加害者?! パワハラ講座(対策)

2022年02月22日 08時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

これからを生き抜く術、自分の身を守る術として

「知らないと、知らずに加害者?! パワハラ講座」

対策、自己防衛編。

 

(第3244~3246話を踏まえ、)

社会的な場(職場)で

(無自覚加害者にならないため)

対策(自己防衛)が必要になる。

例えば、挨拶は(万人に)する。

自分と異なる価値観を持つ相手。

パワハラ(6類型・該当すると考えられる例)を確認し、

反対の行動をとる(笑)

人格否定 せず、

長時間ではなく 短時間、

皆の前ではなく 別室(周りに人がいないところ)で、

大声ではなく 適度なボリュームで、

侮辱・罵倒 ととらえられないよう

注意・指摘は 直接的表現は避け、

まずは 相手を気遣う声掛けから。

壁に耳あり障子に目あり。

いかなる時も 適度な距離と配慮をもって

人間関係を築くべし・・・となるでしょうか(笑)

 

失敗と不条理を味わいながら

歯を食いしばって勤めてきた身としては

いい時代になった(なりつつある)と思う。

中には思うところがある方もいらっしゃるだろうが、

無自覚ハラスメントを避け、自分で自分の身を守る

知識は身につけておいた方がよい 時代なのである。

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第3246話 知らずに加害者?! パワハラ講座(目的)

2022年02月21日 08時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

(気持ち的には 第3244話から

 講座は始まっているのですが・笑)

今日は これからを生き抜く術、

自分の身を守る術として

「知らないと、知らずに加害者?! パワハラ講座」

 

事業主・経営視点側、被害者側からみたリスク管理もあるが、

本日は、知らないうちに自分が加害者にならないための

パワハラ講座を展開したい。

ハラスメントが「言動」を対象としている以上、

誰が見ても ハラスメント・パターン

もあるが、自分の意志とは関係なく、

相手の受け取り方が    大いに影響を及ぼす。

 

対象は自社の事業主(役員)、上司、同僚に限らず、

取引先等他の事業主や雇用する(他社の)労働者、

顧客等 すべてに及ぶ。

それは、正規、非正規、アルバイト、

契約(勤務)関係なく、あらゆるシーンに及び、

目的が業務上の指導であっても、

その手段(言動)が 社会通念上、

許容される言動でなければ パワハラになる可能性。

そらに おそろしいのが、

ジェネレーションギャップや価値観の違いから

無意識・無自覚に発した(自分の)言動が

(法的なパワハラ認定に至らずとも義務化される)

職場の相談窓口に駆け込まれ、自分の知らぬところで

名指しで 相談される可能性が潜んでいるということ。

 

※ なぜ パワハラを学んだ方がいいのか

その目的(他人事ではない恐怖)を語った前説だけ

(で相当な分量)となりました・・・明日の対策編につづく。

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第3245話 いじめのない社会へ(法制化)

2022年02月20日 10時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

中小企業も 4月1日から

パワーハラスメント防止対策の義務づけ

を前に「ハラスメント」を復習。

学んでいると、これを

中学校や高校で学ぶ機会があれば! と思う。

 

例えば、パワーハラスメントの6類型

「身体的な攻撃」・「精神的な攻撃」・

「人間関係からの切り離し」

「過大な要求」・「過小な要求」・

「個の侵害」

 

大人社会にもある 無視・仲間外し・解離

人間関係の切り離し・・・

(人が人にして嫌な事って大人も子供も同じ)

ハラスメント相談件数で 一番多いのが、

大人社会でも 「いじめ・嫌がらせ」

 

法制化された 大人社会の対策を

学校・学園生活に落とし込むと・・・

「事業主(学校長)方針の明確化及びその周知・啓発」

「相談体制の整備」(相談窓口の設置・周知)

「事後措置の迅速かつ適切な対応」

(事実関係の正確・迅速な事実確認・適正な被害者への配慮、

 行為者への適正な措置、再発防止措置)

「併せて講ずべき措置」(として

プライバシーの保護の措置と周知、不利益取扱いの禁止)

 

大人も、これから就職・社会に巣立つ学生も

学んでおきたい ハラスメント。

大人も、子供も

ハラスメント(いじめ)のない社会へ!

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第3244話 常識ない方が常識ある時代

2022年02月19日 10時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

人格否定、長時間、大声で、侮辱的、罵倒 は

わかりやすいパワハラ・踏んではいけない地雷 だが、

中に「え、これNGなの?」というもの(相談)がある。

 

ハラスメント相談事例。(認定事例ではない)

昔ドラマでよく見た 名前の「ちゃん」づけ。

これも その人にとっては

相談窓口に駆け込むほど嫌なこと・・・

「最近、ミスが多いんじゃないか?」はNGで、

「仕事の進み具合はどう?

困っていることはないか?」(の気遣い)から。

自分は仕事ができると自負している部下は

パワハラと認識しがち って・・・

すべて 解釈は 本人基準。

ひとりひとり異なる 受け止め方によるところ。

 

(その一言を)なかったことには できない時代。

(その一言に) 配慮が必要な時代。

(失敗と不条理を味わいながら生きてきた私は)

いい時代になったな と思う。

自分の常識に従った(何気ない)「言動」は、

他人にとって不快な非常識。(なんてことも)

自分の中の常識(思い込み) がない方が、

常識ある時代?

ハラスメントを学ぶことは、

これからの時代に必要な 自分の身を守る(護身)術。

 

2020年6月。労働施策総合推進法の改正、

パワーハラスメント防止対策の法制化。

大企業に遅れること2年。

2022年4月1日から中小企業にも

パワーハラスメント防止対策が義務づけられる。

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第3229話 これが介護か

2022年02月04日 08時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

これが介護か・・・

1本の電話から始まった 生活の一変。

目の前につきつけられる様々な問題に

頭の中が 不安でいっぱい。

この状況では 正常な判断ができない。

 

こんな時、すぐに「離職」を考えがちだが、

支援者(両立支援コーディネーター)として

「治療と仕事の両立」を学んでいたので

(「治療」を「介護」に変換し)

職場の 介護休暇の有無や状況 を調べたり、

どうすれば 働きながら就業を継続できるか

第三者機関を調べたり。

(正常な判断ができない時は、重大な決断を避け)

まずは 情報収集から!

介護に関する知識を 自分事として吸収できた。

 

職場に介護休暇があることはわかったけれど、

実際、まだ ここぞという時に有休 しか

使っていない。(育児、治療の場合も

有休とは別にとりにくい。多くの方が

有休を消化しているのだろう日本社会)

自分の中で起こった 動揺、不安、疲労等を

身をもって体験し、この経験を

キャリアコンサルタントとして 活かす!!

 

※ 我が家の介護は 始まったばかり。

先の長い話なので 介護話(週)は一旦ここまで。

頭の中が 介護一色にならぬよう

不定期に綴っていく予定 です。

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第3211話 人生100年時代

2022年01月17日 08時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

「人生100年時代だから」

自分で言うのと、人から言われるのと、

全く異なる響きになることを体感して・・・

 

「人生100年時代」と言うけれど、

(寿命が延びても 現状システムでは)

全員 100歳まで働けるわけではないし、

100歳まで生理が続くわけでもない・・・

年齢制限の引き上げを求めたが(第3199話)

気力・体力、(健康寿命)

働けるのも ある程度の上限があることも思う。

 

耳障りよく、100年と言っても

案外 短い・・・だからこそ!

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第3210話 もっと頼ろう(後編)

2022年01月16日 10時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

キャリア というと、私も

仕事、働くこと、経歴・・・

というイメージだった。

 

キャリアコンサルタントになるため

勉強し始めると、

キャリア(の定義)の幅広さを知る。

その解釈は 人生へとひろがって・・・

 

どう生きるか 生きることそのものに

直結するのであれば、

精神科や心療内科に通う前に、

公認心理士や臨床心理士に相談する前段階で

もっと軽い気持ちで 日常生活の延長線上に

キャリアコンサルタントを利用してもいいのではないか。

 

その辛さを人に打ち明けることができず、

ひとりで抱えている方も。

酒を片手に 愚痴をこぼしている方も。

ポジティブに 進むための手段として

キャリアコンサルティングを受けようと

思っていただけるような世の中になってほしい。

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