第618話 足るを知る

2013年08月16日 09時28分55秒 | 子育て・「おママごと」

前話のDVD鑑賞三昧生活でも伝わるよう私はインドアなのだが、アウトドアに憧れている。
そんな我らインドア親子が、
このたび、アウトドア一家(のご厚意)からキャンプに行かないかと誘いを受けた。

メンバーは、
双子ちゃん(息子の友人・Y君とK君)、ねぇね(息子が慕うお姉ちゃん)、
ママ(友・高校時代の同級生)に私と息子の計6名。
男性がいないのでテントははらず、トレーラー(冷房・電気完備)にての宿泊を選択。

まず、困ったのが「水」
飲料水は、車で5分程の宿泊受付場所(第一キャンプ場)までとりにいかねばならない。
ウォータータンクがなかったので、お鍋や水筒に水を入れて運んだのだが、
この水で、ご飯とカレーを作ることとなる。 たったこれだけの水で?!
今回のキャンプで一番の感動はこの水の量だったりする(私)。

蛇口をひねれば、水が出る。料理を作る時は、水はかけ流し状態。
ボールに少しだけ水を入れ、野菜を洗うなんてことはなかった。
これだけの分量で・・・やれば、できるものなのだ。

不便な中で工夫する、有限だから節約する、みんなで使うものだから綺麗に使う。
当たり前のことを見直す貴重な体験となった。

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第617話 ボキャブラリーの欠如

2013年08月16日 08時30分45秒 | Weblog

昔のドラマを見直す。
「ガリレオ」、「ドクターズ」、「最後から2番目の恋」どれも、面白かった。
主人の勧めで見た(新作DVD)「進撃の巨人」も、面白かった。

「面白い」という言葉は実に守備範囲の広い言葉だ。
なぜ面白いのか、どのように面白いのか、面白さは種々様々だが、
「面白い!」の一言にすべて託すことができる。

子供の頃、読書感想文で苦労したことを思い出す。
「面白くなかった」場合を含め、「面白かった」と瞬時に終わってしまう感想を
どう引き伸ばすか。
何が面白かったのか、どう面白かったのか・・・多くの言葉を使って変換作業に努め、
それでも指定文字数に及ばなかった場合、人生の抱負まで掲げた夏の課題図書。

読書感想文から解放された今、「美味しい! 楽しい! 面白い!」
この三大感想用語でその場を乗り切っているが、
きっとこの三大用語に頼らず、そう思わせる文章が書くことができるか否かが、
趣味と仕事の違いなのだろう。

芸術は、抽象から具象への変換作業だ。(と思っている)
「おいし・たのし・面白し」便利な言葉に逃げず、次の話を書いてみようと思う。

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