第2447話 あの頃の日本

2019年12月15日 08時00分00秒 | Weblog

息子が修学旅行に行った話をすると、

友達に 行き先を聞かれる。

「平和学習で、ヒロシマ」(第2410話)

私自身、原爆ドームの資料館が怖くて

行ったことがない。

友達が 資料館で見た写真の話をしてくれた。

 

子どもが瓦礫の下敷きになり、

通りかかった大人が助けようとする。

が、重くて 助けることができない。

その様子を見た子どもが

「ありがとうございました。もう充分です。

両親に私を育てていただき、

ありがとうございましたとお伝えください」と。

 

電車の中で 一度さらっと聞いただけなので

台詞が間違っているかもしれないが、

そんな感じだったと記憶する。

子どもが敬語を話していた時代。

年長者を敬っていた時代。

「平和」と共に

美しい日本語 と 日本人の美しい心 に思いをはせる。


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