第675話 メリークリスマスです

2013年12月25日 05時13分25秒 | Weblog

「メリークリスマス」
なんだか気恥かしくて声に出して言えない。
「メリークリスマスでございます」(礼)
これなら言いながら視線を外すことができ、照れを隠すことができるような気がする(笑)

私が時代劇にハマっている背景に実はこの「遠回りの日本語」がある。
丁寧な言葉が耳に心地よく、度を超す長さが面白くもある。
「元服の儀、仰せつけられましたる段」
「ご尊顔を拝し、恐悦至極に存じ奉りあげまする」
尊敬語や謙譲語など日本語は相手を敬うほど文末が長くなる傾向にあるが、
こうした丁寧語の発達に日本人の照れが一役買っているのではないかと思えてならない。


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