家に帰った後、息子が「T君と6時に小学校で会う約束をしている」と言い出す。
「 えっ、もう6時半過ぎてるよ!」
「もしかしたら6時半になるかもって言ってあるから大丈夫」
「だから、その6時半も過ぎてるんだってば。
どうして放課後、そんな遅い時間にお友達と会う約束をしたの?!」
「(カードゲームの)カードくれるって・・・」
今から学校に向かったとしても7時を過ぎる。
「ママ、仕事で急にお迎え、7時過ぎる時、あるよね?
ママが働いているKの場合、放課後、友達と会う約束はしてはいけないの。
一人ぼっちでずっと待っているお友達の気持ちを考えてみて」
後悔の念から泣く息子。放課後に会う約束かぁ・・・予測不可能なこととはいえ、
「ママも先に伝えていなかったから・・・
Kの知らなかったことだし、次回からしないで」
T君の家の電話番号も住んでいるところもわからず、帰宅しているのかどうかも確認できない。
再び学校に向かい、着くと、誰もいなかった。
帰り道、「明日、T君に謝ろう。T君に学校に来たか聞いて、
もし、T君が学校に来ていなくても約束の時間に遅れたKは怒っちゃだめだよ」
翌日。
「T君、学校に来たって?」
「ううん。 俺、行ってないでって言ってた」・・・子どもの約束って。
「よかったね」
「うん」
「で、何してるの?」
「あぁ、これ? 明日、K君にカードあげようと思って」
放課後会う約束はせず、学校で渡す方式に改善されている。でも、
「それって、ママがKのために買ったものなのに?!」
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