街でテナント募集の広告を見ると、
立ち止まってしまう。
そのたびごとに、ここにお店を出したらどうなるか
考えてしまう。
84歳で亡くなった祖母の夢は、
母とふたりで お店を出すことだった。
沖縄出身の祖母は、
ずっと作り続けてきた「サーターアンダギー」を
売りたいと語り、頻繁に作っていた。
子どもの頃から お盆に、お正月、
おばあちゃん家に行くと、
サーターアンダギーを食べることとなり、
いつも「これ、持って帰り」と言われ続け・・・
正直、私は飽きていた。
ところが、祖母が亡くなって・・・
出先でサーターアンダギーを売っていると、
買って食べては、おばあちゃんの味と違う・・・
と肩を落とす。
なぜ祖母と一緒に台所に立って
作り方を教えてもらわなかったのか
嫌と言うほど 後悔を味わっている。
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