笑えない時は、まず唇だけで笑顔を作る。そのうちに心も後からついてくるらしい。
私の場合、なかなか心がついてきてくれなかったので、
悩んでしまう時、口をポカンとあけてみると人は思考から解き放たれるらしい、を採用。
人前ではばかられるこのポーズ、トイレにて実践。
ポカ~ン…確かに考えることができない。が、客観的に虚しかった。個室はやめよう。
外に出た。目的はただひとつ、私にとりついた憂鬱を何とかしたかった。
水泳(3/24付第38話遠泳法参照)、乗馬(3/23付第37話たなごころ参照)、ゴスペル、気功、ヨガ、
エアロビクス、ハワイアンフラダンス、フラメンコ、アルゼンチンタンゴなどなど。
順位不同、これだ!を探して手当たりしだい。
今日は、フラメンコについて。
先生のかけ声(気分高まるスペイン語)と手拍手にあわせ、ステップを踏む。
ヒールで床を踏みならす音が心に響く。
日常、地団駄踏むなんてそうそうできるものではない。泣きながら踏んでいた子供の頃を懐かしみ、
感情を大地にぶつける。その気持ちよさに足に力がこもっていく。
続いて上半身、指先を小指から一本一本折り曲げ、美しい曲線を描くころには
すっかり「その気」、情熱の女。
(その気になるのは自由なので、鏡に映る私のステップは明らかにたどたどしかった…)
興奮と共に体験教室は終わり、先生から説明を受ける。
「フラメンコ専用のシューズは10万円、フレアスカートはだいたい1万円~になります」
体は一気にクールダウン、その気は待機。
公演資金を捻出する為、なるべくお金をかけない気分転換を図っている。
最近はウォーキング。歩きながら、次回作の題名を考える。
いつの間にか歩くことに夢中になって、題名がいまだ浮かんでこないのだが、
無心に歩き、汗をかくのは単純に気持ちいい。
うまくいかなかった日は、歩く。頭と体の疲労を平行にしてから、ストンと眠る。
内にこもって考えれば考えるほど頭でっかちになる。
頭が重くなりすぎると、立ち上がることすらままならない。
心に効くことを求めて、形(体)から入る。動詞を大切にし始めてから、調子がいい。
ほころび茶話んを書きながら、動けば動いた分だけネタが生まれるもんだとつくづく思う。
暗中模索の自己投資、振り返ると無駄にならなかった。経験したことが、生きてくる。
限りある自己投資金…あの時、躊躇してしまったが、機会あらばまたぜひ地団駄踏みたいな~。
※自分が歩き始めてからウォーキング人口の多さに気づく。
歩き始めたら、一人でない。季節も、体にもいい!
うじうじしちゃう日は、歩いてみよう。 さあ、あなたもご一緒に!!
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