第651話 ゴミ箱と背骨

2013年10月18日 06時30分18秒 | Weblog

仕事を辞めたいと思ったことはありますか? の質問に、
プロデューサーのおちまさとさんが、
「ふとゴミ箱の中を見たら、台本とかそういう自分が携わりたいと思っていたものが
無造作に捨てられているのを見て、
自分の居場所はここしかないと踏みとどまることができた」と答えた。
ゴミ箱かぁ・・・
確かに、ゴミ箱には持ち主の生活環境、食生活、趣味嗜好などすべてがあらわれる。
ゴミを捨てる時、ゴミの少なさに今週は外食が多かったなとか、
惣菜の容器が目立てば自炊しなくちゃなど一週間を振り返り反省する(笑)
毎日無意識に消費しているが、
ゴミ箱という単位で見ると「今の私」が冷静に見えてくるから面白い。

おちさんが自分自身にとってぶれない芯を背骨とも言っていた。
背骨かぁ・・・
ゴミ箱。背骨。
何気ない言葉に特別な意味が加わるとその言葉がキラキラしてくる不思議。
その後、私はアメ玉をもらった子どものようにコロコロ転がして楽しむ。
ゴミ箱を見て、背骨を正す。
二つをくっつけてみると、背筋が伸びた。


※おちまさとさんの言葉は私の記憶であやふや感が否めない。
もっと確かなもの、詳細は? とネット検索してみると、
ドリームゲートスペシャルインタヴュー MY BEST LIFE 挑戦する生き方
第8回のインタヴュー記事としてありました。

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