第562話 やさしさに包まれたから

2013年03月16日 19時51分43秒 | Weblog

プロポーズの言葉などない。
ただ、あぁ私はこの人と結婚するだろうなということだけがわかった。

主人に出会うまでの私はずっとさびしかった。
私の方が相手を想っている気がしてならなかったからだ。
片思いが多かったので恋愛は必然的に私の方が相手を一方的に想うパターンなのだが(笑)、
男女関係という意味だけではなく、それは、友達に対してもそうで、
また、人間関係のみならず、仕事に対してもこのブログにおいてもそう、
とにかく良くも悪くも、私は対象に情熱を欠けすぎてしまう嫌いがある。

主人と出会って・・・不思議なことにさびしさを感じなくなった。
きっと言葉ではなく、うぬぼれでもなく、
私のことを深く想ってくださっていることを感じたからであろう。
ドキドキ感はないが、安心感があった。
切なさはないが、信頼があった。
うまく言えないが、我々はあわれ、ではなく、いとをかし。

日々の生活の中で、
どうしてこの人と結婚してしまったのだろうと思う時がある。(笑、きっと主人もであろうが)
そんな時、私がさみしくなくなった理由を思うようにしている。


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