第二十回記念 野村万作萬斎狂言会
演目は、大曲「枕物狂」、名作「武悪」
「枕物狂」で百歳を超えたおじいちゃま役にお父様・野村万作さん(83歳) が、
「武悪」は、万作さんのご子息・萬斎さん(49歳) が演じる。
開演前、
萬斎さんが、「枕物狂」は還暦を過ぎてからしか演じることができない と解説。
80代で100歳代の未知を演じる 老いらくの恋・・・
百歳を過ぎたご老人でありながら恋してしまうのだから、生命力はある。
あるが、ありすぎてはいけない。
枯れてはいけないが、みなぎるものであってもいけない。
抜き加減がお見事。
(なんだかんだ言ってはいるが、万作さんがほんと可愛いというのが結論だったりする・笑)
休憩を挟んで、
「武悪」は一転、台詞に動きに、萬斎さんの若さ(力強さと躍動感)が光る。
どちらが上というわけではない。
失ったものを追わず、新たなるものをプラスすることで 満ち続ける芸。
父と子、異なる年齢ゆえの魅力がある。
比べようもない 親子の芸に拍手を送る 大槻能楽堂の夜。
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