結末(真犯人)を知っている(第3455話)
二度目の
浅倉秋成著「六人の嘘つきな大学生」
「その前提」を疑わないといけなかったんだ
視点は アガサクリスティー著
「そして誰もいなくなった」(彷彿)
真実に辿り着くまで
亡くなられた方の 語られ方が・・・
(いじめの被害者と加害者を思う時と
同様)真犯人にとって
それが刑法上の罪にならなくとも
納得できない思い があって。
首謀者でなくても
しょせん他人事なのだと
辛くもあって・・・
そんな思いを払拭してくれるラスト。
相手を知ることで見方が変わる。
自分の見方で 世の中が変わる。
信じたい と思える。
できれば、もう一度
みんなに会って 記憶に残る彼を
(上手に)上書き変更して欲しいな
と願う物語の、その後。