たとえば、中学校で数学を嫌いになる人がかなりいると
思う。
これはたぶん超理系先生のせいだ。
これまでは、なんとか親からもらった高性能な脳のおか
げで、「覚えるこ」とで算数を切り抜けてきた人達だ。
そろばん嫌いな理系が、必死に「筆算」して7級に合格
したようなものだ、と思うのだが、違うかな。
もとへ戻る。危なく外れてしまう所だった。
中学の数学になると、作業の部分が少なくなって、理論
が大切になってくる。
もうお分かりだと思う。理論は言葉で説明しなければな
らないのだ。
この部分が理系の最大の弱点なのだ。
言葉で相手に意思を伝えることが、信じられないぐらい
苦手なのだ。
なにしろ自分が分かっていることは、だれもが分かって
いるはずだ。と思って疑わないのだ。
これで文系の人達は、数学が嫌いになっていくのだ。
どのぐらい伝えられないかと言えば、代表的な物に携帯
電話のマニュアルが有る。
2ページにわたり読んでいくと、突然に専門用語が出てく
るのだ。なんとその用語のとおりボタン操作をせよ、と
言うのだ。
ここで私はジエンドとなり、いつもドコモに怒鳴り込む
のだった。
次は道路標識だ。