フロントフォーク左側から、かなりの量のオイルが噴き出した。
恐ろしいことに、オイルシールからだ。
シールを交換してから約35年、2万キロ走行した。仕方がないことな
んだけど。でも、メンドクサイ。何が原因なんだろうか。
原因が判明した。多分だが。
ハスラーのスペアーのホークにエアバルブが付いている。当時は高級
なパーツだった。これをヒントに、オイル交換の時にホークを浮かした
ままにして、空気をたっぷり入れてから、トップのボルトを締めた。
空気がたっぷり入ったホークの乗り心地は最高だった。
だからメインスタンドを立てて保管していると、ホーク内は常に圧力
がかかった状態になっている。
冬に入れられた、冷えた密度の高い空気が、夏になり高温になって、
更に圧力が増した。そこで噴き出した、と言うメカニズムに違いない。
と推測した。
そこで、もう一度200㏄注入して、今度は普通にメインスタンドを立
てて、前輪が接地した状態でトップのボルトを締めた。
推測は当たっていた。この猛暑の中、ガレージ内はかなりの高温にな
っているが、にじみは全くない。
いいアイデアだったんだけどなー。マンホールを踏んづけるのが楽し
いくらい、良く動いたんですよ。
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