こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

シカが出た!

2007-11-16 05:30:29 | 和歌山県
 きのうの散歩は散々でした。コースの半分ほど来たところで「パーン」という銃

声が、続いて「わんわんわんわん」という猟犬の声。

「シシ撃ちが入っているんやわ、気をつけなね」とこげと歩いていたらその声が

だんだん近づいてくるので、「イノシシと猟犬が出てきたら収集がつかん、戻ろ

う」と振り向くと、しもてから校内マラソンの練習か中学生の団体がやってくる。

行き過ぎるのを待っていたらすぐ下の川原で「バシャバシャ・・・」という音と

黒い塊が草むらから飛び出てきた。「うわぁ!なんなん・・・シカやん!」出て

来たシカに こげも興奮!ガードレールの下から川に向かって「ヒャンヒャンヒャ

ン(キャンキャンより迫力の無い鳴き声)」あげくのはては ガードレールに前脚

をかけている。「おぉ!一応猟犬の血が騒ぐのか、こげよ!」なんて思いながら

シカを見ると なんと後ろ足の一本がだらりと垂れている、さっきの銃声はこれか

でも そんなに血が出ていないからかすったのか 犬に噛まれたか?シカは川を

下って走るので、こげも行こうと道の上でもがいています。「かわいそう・・・」

と思っていたら、また黒い塊が・・。今度は黒い猟犬です「わんわんわんわん」と

吠えながらシカを追いかけています。今度は猟犬を見てこげがガードレールの下か

ら飛び降りようとします。走り出したので私も走ります。だって、シカたちより

先に行かないとハンターがやってきて 撃つからです。人家や人の近くでは撃たな

い(撃てない)ことになっているけど、とにかく私はあのシカが撃たれる音を聞き

たくなかった。ハンターの乗った車は 犬を見失って止まっている。動き出したか

ら私とこげは追い抜かれないように走ったけど、追い抜かれ川で吠える猟犬を見つ

けてしまった。車が来る前シカは 砂地の上で猟犬にとにらみ合って、上の土手に

飛び上がり、休耕田のススキの中に入って行こうとしていた。思わず「がんばれ、

シカ!!逃げろ!」と叫んでしまった。シカはそう立派なツノでもなくそのツノも

片方は折れていた。逃げる途中で折ってしまったのか・・・。猟犬は 飛び掛る

こともせず吠え続けていた。ハンターは老人で自分では追いかけられないみたいだ

無線で「はよ来てくれ」と仲間を呼んでいる・・・どうか、なんとか逃げ延びてく

れたら・・・。最初 シカが現れたときに「カメラ」を取り出したけど、片手に

こげでしょ、構えている間にシカが走っていくし・・・。

コメント (2)
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