NHKの番組で岡本太郎の「明日の神話」壁画の誘致合戦・・・ということで解説
をしていた。
岡本太郎は現代絵画の巨匠でしたが、太陽の塔と「芸術は爆発だ!」のイメージ
しか思い当たりません。しかし、ときたま「なんでも鑑定団」のなかで 紹介され
る生い立ちや、作品の説明などを聞いていると改めてスンゴイ画家だと痛感するこ
とがある。それで、この「明日の神話」は原爆が炸裂し、そこからの再生を表現し
ているのだけど、どうも作品自体陽の目を見ない不幸な連続だったそうだ。メキシ
コシティのホテルに飾られる予定が 依頼者が経済破綻し途中で絵が行方不明にな
ったり、放置されたままの状態でみつかったものの修復が必要な状態だったとか。
ものが30mもあるので修復にも時間がかかり、このほど国内のどこかに展示・・
というところで、原爆投下地の広島・長崎 大阪万博の太陽の塔とセットで吹田市
岡本太郎記念館のある東京渋谷、そして、この「明日の神話」の絵の右隅には
第五福竜丸がマグロを獲っているところも描かれています。彼の絵だからはっきり
描いているのではないけど、たしかに船があります(解説者がそう言っていた)。
第五福竜丸ということで焼津市も名乗ったけれど、昨今の財政が困難ということで
長崎と焼津は断念・・・だそうだ。嬉しいことに 広島では誘致のための市民運動
が広がっているんだって。たしかに 今はどこも不況からの脱出で芸術作品を誘致
しようにも、並大抵のことではないけど、もっとこういうところから戦争について
考える場所を与えていかなくちゃ どこかに日本はズルズルと引き込まれていくよ
うな気がします。
をしていた。
岡本太郎は現代絵画の巨匠でしたが、太陽の塔と「芸術は爆発だ!」のイメージ
しか思い当たりません。しかし、ときたま「なんでも鑑定団」のなかで 紹介され
る生い立ちや、作品の説明などを聞いていると改めてスンゴイ画家だと痛感するこ
とがある。それで、この「明日の神話」は原爆が炸裂し、そこからの再生を表現し
ているのだけど、どうも作品自体陽の目を見ない不幸な連続だったそうだ。メキシ
コシティのホテルに飾られる予定が 依頼者が経済破綻し途中で絵が行方不明にな
ったり、放置されたままの状態でみつかったものの修復が必要な状態だったとか。
ものが30mもあるので修復にも時間がかかり、このほど国内のどこかに展示・・
というところで、原爆投下地の広島・長崎 大阪万博の太陽の塔とセットで吹田市
岡本太郎記念館のある東京渋谷、そして、この「明日の神話」の絵の右隅には
第五福竜丸がマグロを獲っているところも描かれています。彼の絵だからはっきり
描いているのではないけど、たしかに船があります(解説者がそう言っていた)。
第五福竜丸ということで焼津市も名乗ったけれど、昨今の財政が困難ということで
長崎と焼津は断念・・・だそうだ。嬉しいことに 広島では誘致のための市民運動
が広がっているんだって。たしかに 今はどこも不況からの脱出で芸術作品を誘致
しようにも、並大抵のことではないけど、もっとこういうところから戦争について
考える場所を与えていかなくちゃ どこかに日本はズルズルと引き込まれていくよ
うな気がします。