こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

書写山②

2009-01-28 05:51:39 | 
 感動した三堂を後に今度はぐるっと回って下ります。心配したとおり下りはスリ

ル満点(私だけなんだけど)。あまりに急すぎて足元を斜めに向けてソロリソロリ

と降りますが、緊張しないとズズっと足裏から滑って行きます。こんな時は階段だ

と安心なんだけどむき出しの地面。とうとう長男君の腕につかまったんだけどそれ

も心許ない。スニーカーの彼はスイスイと歩くし、私はソロリソロリだから、つか

まった腕は先に進んで行くし、体全体はツーテンポくらい遅れていく。仕方なしに

彼の首根っこをつかんで歩くハメになってしまいました。きっと私の顔はすごい形

相だったと思います。幸いこっちから上がってくる観光客は少なくてよかった!


やっと落ち着く場所まで来たら『弁慶のお手玉石』と書かれた看板がありました。

その昔、あの弁慶がこの≪護法石≫をお手玉にしたといわれているそうで、そんな

話はナイナイ。。と言いたくなりますね。これをお手玉にするとなるとどんだけの

体なんや~とか、普通の体でこの石を持ち上げお手玉にしたりするなんて、怪物で

すがな~とか思います。大河ドラマ『義経』で弁慶を演じた松平健が持ち上げる姿

を想像したらなんとも言えません。

         出口近くでみつけました!!



 『言葉のいのちは愛である TARO 』  なんとも奥深いお言葉ではないですか

日々人間だけが使える、コミュニケーションツールの言葉。その一つ一つに『愛』

があり、『愛』を持った言葉を使って接していかなくちゃ・・・ここんとこツンツ

ンした言葉を使っていた私は、この石碑を見て反省。作者TAROは かの岡本太郎氏

ですよね。まさか今問題のA太郎首相ってことは絶対ないでしょう。ここに来て、

この石碑を拝んでみては如何なものか・・・あ、またまたツンツンしてしまった!



 ロープウェイを降りたところでみつけました。そうかぁ、こんなに野鳥がいるの

かぁ・・・


 書写山から長男君の住む学生マンション。もうすっかり夕暮れ、きれいな夕陽を

長男君が自分のカメラに収めていたので、私も。入学した時に来た時はクレーンの

見えている辺りはたんぼでしたが、この四年間で家やマンションが建ちだしてきた

そうです。夕飯におばあちゃんが作ってくれた押し寿司を部屋で食べ、私達は予約

したホテルへ戻りました。翌日、立ち寄って部屋のジャマになる物を積み込み、和

歌山に戻りました。



今にも降りだしそうな空と競争です・・途中で『日本標準時』の子午線のある辺りを通過しました

東経135度の子午線・・・小学校で緯度と経度を習った時に、当時はさっぱり理

解できずに泣きそうになったことを思い出しました(笑)。
コメント
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