
我が家の外せない行事、神事?か・・まだ年末のお餅つきの記憶も新しいのに
祀っている剣山の神様のためのお餅つきが 1月10日に行なわれました。
今年は一斗何升かのもち米をつくわけです。前日に洗ったもち米を蒸すためのカマ
ド。火床ともいうのだけど・・燃えています。たくさん薪をくべてもいけないらし
く、火の番をするのはなかなかめんどくさい。私なんかは勢いよくボウボウ燃えて
いたらいいような気がして仕方ないんだけどね。ここで訓練して春のタケノコ茹で
の時に、いかに噴きこぼさないで茹でられるか・・・練習の場でもあります(まさ
か)真偽の程はわかりませんが、難しい仕事です。今年は次男君もいないし、お父
さんも仕事のためおじいちゃん、おばあちゃん、私の三人で蒸して、ついて、揉む
というハードな体制。蒸篭は三段、ボチボチやっていけばなんとかなるでしょう。

餅つき機で回るお餅・・・最初は蒸さったもち米だったのが5分くらいでこんな
形になります。最初の回は10分くらい回します。昔は杵・臼でひっくり返す手が
入って、ペタンペタンという音とお湯の粒が飛んできたりしたのですが、今はみん
な機械つきです。毎年、千切るお餅の大きさでおじいちゃんとおばあちゃんが険悪
な状態になり、そこに私の合いの手?(おばあちゃん派)も入っておじいちゃんが
千切る役を一度は放棄します。しますが 女二人でこなせることではないので戻っ
てくるのですが、今年も鏡餅を大きくとったため、それも二組もとったので小餅が
少なくなるということでおばあちゃんが文句を言い、おじいちゃんが負けずと怒っ
たりと・・・ヤレヤレですね。せっかく拾いに来てくれる人がいるのに、こんな
ケンカの種を揉みこんだお餅を焼いて食べるのかぁ・・それぞれの家庭で揉め事が
ないように祈ります!


全部ついてこれだけ。今年は例年よりはちょっと少なく520個あまり。大きな
鏡餅二つと、祠に納めた小重ね二組の分があるからね。前にお餅つきのお手伝いに
行ったお不動さんのお寺では、五斗、六斗とこの何倍もつきますからね・・。
しばらくはお餅の顔は見たくないのが本音です(笑)。冷めてから一個ずつ袋づ
めにして口をしばって樽に入れて11日を迎えます。今年は日曜と重なったため
小学生も3人来てくれ、大人は毎年来てくれる方に何人かの新顔もあり盛大?でも
ないけど数は拾えるアットホームな餅まきを行なうことができました。