こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

漁師町

2009-01-09 05:30:47 | 和歌山県


 次男君を送って紀伊勝浦駅に行き、出発までにお昼を食べようと9月にも三人で

彷徨った駅前のアーケード街を歩きました。4日ということもあり 観光客があち

こちに見られたけど、相変わらずシャッターを下ろした店ばかり。前回は喫茶店で

オムライスを食べたしイマイチだったので、今回はラーメンを食べようと決め、薄

暗いアーケード街の終わり近くに小さなラーメン店をみつけました。『こころ』と

いう店名で、テーブルが三席、カウンターには5人くらいイス。営業時間になった

ばかりで他にお客さんもいない。メニューもラーメン、チャーシュー麺、やきそば

ギョーザ、焼き飯、野菜炒めくらいかな・・・。ラーメン食べるはずが焼き飯と

ギョーザに変更。このお店の壁には サイン色紙が貼られどれも20年以上前の

勝浦に自主キャンプしにきたのか、阪神タイガースの掛布、岡田、真弓、山本和、

ヤクルトの忘れてしまったけど見たことのある選手達のサインと写真が・・・。

 どれもこの『こころ』の店主(若い頃の)とその愛息を抱いた選手達だ。掛布、

若いなぁ・・。阪急ブレーブスもあったっけ・・。当時は勝浦も人気スポットだっ

たようだ。しかし、サインはわからんなぁ。背番号が書いているからなんとかわか

ったけど、まぁ時間つぶしにはじゅうぶんだった。その後、お客さんが次々に入っ

てテーブル席は満席。こういうことってあるよね、自分ひとりだったのに 後から

後からお客さんが来ることって。見た目がちょっとこげていたけど 味はまぁまぁ

具のチャーシューを刻んだ肉が思いのほか柔らかく美味しかった。これは自家製

チャーシュー?ならチャーシュー麺は美味しいかも。『こころ』を出て喫茶店で

お茶しようと入ったら、テレビで津波情報が・・・。「おお!串本袋港で30セン

チやって。勝浦は大丈夫なんかな?」とでも到達時間も過ぎてるし大丈夫やね。

 その店先に上の写真のガラス玉が置かれていました。昔はこれが漁具の一つの

浮きブイだったんでしょうね。串本町内でも昔はよく見かけた。透明で網袋に入れ

られたものを子供心に欲しかったことを思い出した。勝浦だったか太地だったか

この使われなくなったガラス玉を町おこしに利用している・・・というニュースを

年末にみました。きれいに洗って磨いて一部を切り取り、なかに電球を点したりで

きるようにして、店先に置くようにしたら観光客が珍しがって商店街を散歩するよ

うになり、ホテルでも案内書を置くようにした・・・って。ひっそりとした商店街

にガラス玉の灯り、なかなかいいです。帰りに夕食は勝浦駅下の駅弁屋さんで買っ

て帰ろう、ということになって他に誰もいない店先で選んでいたら、またまた観光

客が何組もやってきたので、慌てて「鮪素停育弁当」を買った。こう書いて「まぐ

ろステーキ弁当」だって。しょうゆ味のマグロを天ぷら風に揚げてツユ掛けしたの

が三キレと型抜きした小さなおにぎり4個と小さなめはり寿司1個、あとは含め煮

マグロステーキが美味しかった。駅弁屋さんのおばあちゃんに「よいお旅を」と

合掌されました。(すいません、串本の人間です・・・)
コメント
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