
チーム雅龍のよさこいソーラン踊りが観客の手拍子をまき込み、終了。メンバーが来ていた
報道陣に取材を受けています。三人の記者がメモを取りながら取材中にホラ貝が・・・。
どうやら餅まきが開始されたようです。観客だったおばさん連中は必死になって手を伸ばし
ています。紅白のお餅が餅箱に入れられていましたがみなさん、拾うことができたのでしょ
うか?私たちは立っているところから上に上がることにしました。だって、まだ平安室町民
家を見てないから・・って、ここを上がるとあるのかどうかはわからないのですが。
坂になった小道を上がると、かすかにいい匂いが・・・。豚汁のような。おお!ここで炊き
出しの準備をしているようです。なんと、家らしいものが広場に建てられていました。

『地蔵庵』の表札、窓もあります。が、完全いにしえの民家とは少し違います。窓にはガラ
スのようなものがはめられているし。それぞれの室内も不思議な感じでした。有志の方が
持ち寄ったのか様々なものが置かれていて、どうやら外側だけ平安室町民家風・・・のよう
です。でも、この加寿地蔵、駿田峠にやってきて一休みするには椅子もあるしいいですね。

テーブルにカラシがあるということは、豚汁ではなくおでんかもしれません。何やら、外が
騒がしくなったので外に出ると、おばさん達がどんどん峠道から上がって来ます。そして
手に手に紙皿をもらってチラシ寿司を持っています。ここで、関係者たちがお昼をいただく
ようになっていて、私たちはお邪魔のようなのでおばさん達が上がり終わるのを待って峠道
まで戻ることにしました。今回も中田さんにお礼を言う事も出来ずに帰ることと・・・。

前回のように背中から湯気が出るような異常事態はなかったけど、やはりここにくると何か
気持ちが変わるような気がします。この日は、青空と新緑で峠道に立つと涼しい風が吹いて
清々しい・・・。やはりパワースポットなんでしょうね。

囲炉裏もある

鹿皮にわら草履、猟師宅か?

外はおばさん達のにぎわいで
きょうの南紀州新聞には参列者が200人となっていました。うん、私もそのくらいはいた
と思います。しめしめ、新聞の写真には写り込んでいなくてよかった。どうも、あのアング
ルだと、あの人が南紀州の記者かな?祠の後ろから、そして餅まきの時に私たちと同じ所に
立っていた・・・。