きのうから狂犬病予防集合接種が始まった。指定された場所にワンコを連れて行って接種し
注射済票の交付を受けるのだが、都合が悪い人は獣医さんのところで受けて保健所に届けて
交付を受けてもいいらしい。
こげを車に乗せ 集合場所に行くと先客あり。そのおばさんはこげがオスだとわかると
「それじゃぁ大丈夫やの」と犬に引きずられながら寄ってきました。こげもそのワンコ、
モモちゃん8歳も相手に興味津々、においを嗅いで回っていい雰囲気のようだったのに、こ
げが動いた拍子にモモちゃんさっと下がってしまいました。体の大きさが気にいらないのか
しら?モモちゃんも中型犬だし・・同じやん。
そうこうするうちにポツポツとワンコが連れられ、なかにはもう興奮状態のワンコも。ここ
に来ると何が起こるか、みんなわかっているのでしょう。保健所の人が車から降りると
暴れ出すモモちゃん。せっかく一番乗りだったのにおばさんが注射してもらおうと引っ張る
とまるで、暴れ牛のように跳ねまわりおばさんは腕を振りまくられています。それを見てい
たタクくんというミニチュア・ダックスも抱かれた腕の中で暴れています。保健所の人が
注射器を持ってオロオロしてるので、「すみません。打って下さい」と私。だって、こげが
今までにないくらいおとなしくお座りして、背中を向けてるんだもん。ここはみんなの模範
とならなくちゃ!どうよ!この注射にも怖じ気づかない堂々とした態度。まったく、いい子
だわん。「動かないよう、首輪をしっかり持って下さい」と言うので、私はこげの背中を
またいで「大丈夫やからね、すぐ済むから、」と言い聞かせたらちゃんと打たせたもの。
そうよね、この間ワクチン接種の時も賢く打ってもらえたもん。モモちゃんは木の箱のよう
な中に入れられそうになっていたけど、あれは注射を嫌がるワンコを入れてブスッと注射を
するものなのか?モモちゃん毎年、そんな目にあっているのか?なら、ここに来るというこ
とがわが身に起こることを察知してしまうのかもしれない。ワンコの注射は短時間に済ます
ことを飼い主も努力しないと・・・とはいえ、こげも最初の獣医さんのところではブルブル
ふるえていたっけ、あれはフィラリアの注射だった、あれは痛かったのかもしれないし、
診察室が狭く先生が声が大きかったからかもしれない。ワンコは繊細なのだ。この間の動物
病院は待合室も広く、診察室も広くフィラリア注射はしない方針の先生だし看護師さんは
若いお姉さんたちだし、こげのハートにグッとくる所なんだと私は思うのだ。
最初待っているときに、見たこともないおじさんがこげを見て「いつもつながれている犬や
ね」というので、「(まぁ、いつもじゃないけどつなぐ時もあるわなぁ)はい」「通ると
吠えるね」「(吠えるって、おじさん知らんで)、まぁ吠えるけど・・・って、もしかして
間違えていません?あそこの道の傍の家の。多頭飼いの家・・・」「え!あそこの犬じゃな
いの?色も一緒だし・・・」って、「いやぁ全然色も形も違いますよ」
まだまだ間違えてくれるのね、あのIさんの家のワンコは秋田犬の白と灰色と、豆柴の黒に
新しくジャック・ラッセルテリアが増えて最低四頭、飼っているの。人でも車でも通るもの
にはどれかが必ず吠えているでしょ。
写真のこげはこの間、朝の3時半に部屋に上がってくつろいだ時のもの。首輪も新しくなり
ました。