アバの跡

瀧川寺をあとに滝の拝方向へ戻ります。来る途中に見た『アバの跡』で写真を撮るためです。
『アバ』とは、古座川の木材は川を流して下流の古座川口へと運ばれました。それを「管流
し」といったそうです。「管」は「かん」か「くだ」かはわかりませんが、どこそこの首相も
流してしまえばいいのにと思うこの頃です。昔は広い道路もないので物資の運搬は古座川に頼
るしかないうえ古座川は水量が少なく、筏を組んで木材を運ぶことができず丸太を一本一本
バラで川に流し、それを一定の場所に集め引き上げたりするための施設がアバ(網場)という
わけです。おばあちゃんは古座川下流にあったアバは覚えているそうで、私が「アバだ、アバ
だ」と言っているのを聞いていて「なにそれ?」と言い、説明をしたら「あぁそれはアバのこ
とや」・・・、どうやら発音が違うのです、私の発音はアバ↗、おばあちゃんはアバ↘と、微妙
な発音だったわけですね。このやぐらのようなものに足場を組み上流から流れてきた木材を
引き上げたのでしょうか・・私はここからまた下流に流したと思っているのですが。でないと
当時、道路では無理でしょうね。

アバの上流です、やはり水が少なくここで堰のようなものを造り水かさをあげて流したのか?

石を積み上げセメントで固めたようです。手前の岩の上に太いワイヤーは茶色く錆びたまま
残されています。下流の河内様や真砂、高瀬にもあったそうです。おばあちゃんの記憶のもの
は河内様のことかもしれません。

車を停めていると数台の車がやってきました。県外ナンバーも多く驚いていたら前方から
数人のお年寄りが歩いてきました。どうやら歩いて散歩のようでこの先の西赤木という土地の
人のようでした。ここの山の斜面にはムカゴは無し。瀧川寺の下の茂みではいくつかあったけ
ど・・・最近、山のそばでムカゴ探しに余念がないちのとさんです。

瀧川寺をあとに滝の拝方向へ戻ります。来る途中に見た『アバの跡』で写真を撮るためです。
『アバ』とは、古座川の木材は川を流して下流の古座川口へと運ばれました。それを「管流
し」といったそうです。「管」は「かん」か「くだ」かはわかりませんが、どこそこの首相も
流してしまえばいいのにと思うこの頃です。昔は広い道路もないので物資の運搬は古座川に頼
るしかないうえ古座川は水量が少なく、筏を組んで木材を運ぶことができず丸太を一本一本
バラで川に流し、それを一定の場所に集め引き上げたりするための施設がアバ(網場)という
わけです。おばあちゃんは古座川下流にあったアバは覚えているそうで、私が「アバだ、アバ
だ」と言っているのを聞いていて「なにそれ?」と言い、説明をしたら「あぁそれはアバのこ
とや」・・・、どうやら発音が違うのです、私の発音はアバ↗、おばあちゃんはアバ↘と、微妙
な発音だったわけですね。このやぐらのようなものに足場を組み上流から流れてきた木材を
引き上げたのでしょうか・・私はここからまた下流に流したと思っているのですが。でないと
当時、道路では無理でしょうね。

アバの上流です、やはり水が少なくここで堰のようなものを造り水かさをあげて流したのか?

石を積み上げセメントで固めたようです。手前の岩の上に太いワイヤーは茶色く錆びたまま
残されています。下流の河内様や真砂、高瀬にもあったそうです。おばあちゃんの記憶のもの
は河内様のことかもしれません。

車を停めていると数台の車がやってきました。県外ナンバーも多く驚いていたら前方から
数人のお年寄りが歩いてきました。どうやら歩いて散歩のようでこの先の西赤木という土地の
人のようでした。ここの山の斜面にはムカゴは無し。瀧川寺の下の茂みではいくつかあったけ
ど・・・最近、山のそばでムカゴ探しに余念がないちのとさんです。