こげの母 姫虎(きこ)
歳末はなにかと気ぜわしく、好きじゃない。私自身せっかちだけど行事ごとはなかなか重い
お尻がますます上がらない。ので、年賀状も郵便局がギリギリ出せという25日の一日まえ
になってしまった。こげが家族になってからは写真はこげで、文章付きというパターンで
文章は不肖ながら私が考えるのだ。ここ何年かは11月ごろから文章は出来上がっていたの
に、今年はお尻同様、ペンを持つ腕までも上がらない・・・。出来上がったのは一週間前、
全部印刷だと味気ないので、一言手書きの言葉も添えるのだけどそれはごく一部の友人で
あったり、知人だけ。私のお言葉つきの年賀状はラッキーもんかもしれない。
そんなこんなでいつもなら町内、古座川町や田辺市や県内、県外といくつかに分け、輪ゴム
で束ねて郵便局に持って行くのだけど、今年はそれも適当になりおおまかに町内と県内をひ
とつに、あとは県外と二つの束を串本郵便局に持っていったら、なにやら年賀状専用箱の前
が人で滞っている。入れ口に串本町・古座川町とそのほかの地域と書かれ、出しにやって来
た人が、その前であわててゴムやら紐をほどいて仕分けしているのだ。なんで?素直にそう
思ったのだ。いまさら私はその場で仕分けするのもなんかあほらしく、そのために局では
バイトを雇ってるのに串本局ではそんな分け方をしてるけど、もしかしたらほかの有田や
古座や和深や田並なんかはただの県内・県外かもしれないし、もしかしたらただ『年賀はが
き』と書かれた段ボールが置かれてるかもしれない。統一して前もって広報化すれば局の
専用箱の前で仕分けすることもないのだけど・・・。というか年賀状もいついつまでも
続いて行くのかと思うようになると、やはり年のせいかもしれません。