こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

想う

2011-12-09 05:30:30 | いろいろ
水曜日、同級生のお父さんのお葬式に参列した。幼稚園から小・中学校、高校も同じ

で違うのはお互いの性別くらいか・・・同じ地区でもま逆の場所に住んでいたため

小学校時代は学校以外で話すことも、遊ぶこともなかったけどなぜか中学校になって

席が前後になってから、話をすることが多くなりそのまま高校に進み、クラスは一緒に

なることはなかったけど登校は友達も交えて一緒に歩くことが多かった。中学時代は

意識をしたこともあったけど、高校になって私の好みが変わったので全然ただの友達

となったわけで、そんな彼は最近同級生と連絡をあまりとらなくなり中学の同級会に

も高校の同級会にも不参加ということが続き、私は最近のメルアドも知らなかった。

お父さんの具合が悪いということは聞いていたけど、亡くなったと知ったのも高校時代

の友人が田辺近辺の紀伊民報という地方紙のお悔やみ欄に載っている・・とメールを

くれたからで、慌ててもう一人の友人に確認をしたら電話で今からお通夜に行くという

どうみても間に合わないので、翌日のお葬式に行かせてもらうことにした。

 何度か 同級生の父親、母親のお葬式に参列させてもらったけど思うのは、自分が

親を送りだす・・・という年齢になってしまったんや~ということ。生きているから

年をとった者から死んでいくのは当たり前なんだけどね、親が死んでしまうというこ

とは不思議な感覚で、こちらもそこそこの(頼りないけど)大人になってるのに、

逝かれてしまうのは不安になるみたいな、連れあいや兄弟がいても親はまた特別な

位置づけなんだと思うのさ。しんみりと親はいてくれて当り前と思ったらあかん!と

反省していたら「おじいさんが大きなストーブを買う。と言いだした」とおばあちゃん

が言ったので「またかいな。」・・・・先月、ストーブの芯を取り替えにかかったら

取り替えられず、コメリでストーブを購入したのでコメリで取り替えてもらおうとし

たら「お店ではできません!」と。芯は取り寄せても付け替えるのは資格のある人でな

いと販売店ではできないらしい。ガソリンスタンドでも灯油を売ってるのに芯は替えて

くれないと言われたので、電気ストーブのでかいヤツをジョーシンで買った。配達して

きた人が説明をするのに、じいさんは適当にはいはいと言って理解したフリをした、と

ばあさんも言っていたけど、もうややこしいことを覚えたり考えたりするのがめんどく

さくなってきているように私も思う。石油ストーブも前の丸ストーブに給油するさい

いったん消さずにポンプで給油して、火が消えなくなったとかという恐ろしい事態を

引き起こして、給油タンクを取り出して使うストーブに買い換えたということも、

すでに忘れているのだ。おまけにストーブの上ではやかんが蒸気をあげていたら部屋が

暖かい・・・という思い込みもあって、石油ファンヒーターなどはやかんがおけない

から、提案してもすぐ却下されてしまう。そのうえイモが焼けないとかヘンな理由も

言いだす。

おばあちゃんに言わすと、翌日になったら新しいストーブを買いに行くということも

忘れているかも・・という期待もあるとか。だんだん寒くなると電気ストーブで我慢

できなくなるとは思うけど、昔の火鉢を抱えていた頃を思えば温暖化もあるし・・・

と思うのはこっちだけかな。こんなおじいちゃんでも 生きているから私が好きなこと

言いたい放題言えるんでしょうな。でも、こんなおじいちゃんだと緊急避難とかになっ

たら、とても避難所では他人と何日も寝起きを共にはできないのが目に見えてる。

きっと、やたら人に怒っては文句をたれるのだろうな、年寄りということを忘れて自分

がなんでもわかって正しいなんてことを言いだしたら・・・と思うと、平穏な状態の

今でさえそれを考えたらドキドキしてしまう。


葬儀での彼の挨拶を聞いていて、私もぐっときてしまった。お互い頭に白いものを増や

し、メガネを外せなくなってしまったけど同じように年を重ねてきたのがこれまた

同級生のよしみというやつで、次回の同級会には是非とも参加をしてもらいたいなぁ

と思ったのでした。え?でもむこうはこっちをよろしく思ってなかったら・・・少し

それもあるかもなぁ・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする