月曜日は、朝4時に目が覚めもう30分は寝てていいんだけど、なにかしていないと
気分が悪くなってきそうなので、さっさと起きて弁当作りを始めた。その合間に洗濯機
を回そうと外に出ると、外灯の中に雪が落ちてくるのを見た。太陽がないから丸い粉雪
というのか、服の上に落ちても融けない。気温も下がっていたんだと思う。そのあとは
降ったりやんだりで、太陽が出ると粉雪よりぼたん雪のようなのからみぞれまじりに
なって、初雪なのかなと思った。こんな時は 気持ちもおかしいのか洗いものをしなが
らなぜか涙が出てきて、泣き泣き洗った。なぜだろう・・・更年期ってやつか?
日中も曇り空で、風が吹きみぞれになったり奥の山も真っ白く雪が降ってるのが見え
部屋から外に出ずにいたら、こげがワンワン吠えたので玄関から顔を出してまわりを
見渡すと、ビュービュー風の音に混じって、護岸工事の機械の音・・のほかに、この
くそッ寒い中、草刈り機の音が聞こえた。強風の中で、あの≪わけわからん人≫が
旦那と友人が作るから貸してくれと言って、作ってみたわシカとイノシシの猛攻撃
にあい、二年続けて不作というか無収穫という結果に終わり、二年目の今年の稲は
刈らずの稲になって、それも枯れてそのままになったのを≪わけわからん≫親玉が刈っ
ているのだ。うちはたんぼを貸したけど、その横の土地はうちのではなくよそさまのだ
けど、そこに稲刈り機と耕運機を放置し雨ざらしにしているとこの間、ブログに書い
た。そのよそ様からおばあちゃんが「機械を置きっぱなしにしている」旨を告げられた
のだが、「あの人らが(わけわからん人々)来たときに、言ったら?」と私はあの人々
と口も聞きたくないので放っておいた。でも、よそ様の気分を害しているのも十分判っ
てはいたので、契約更新のときにでも厳守事項と赤線でも引いて、守るべき事柄を
書き連ねてやろうと頭の中で、そりゃもうあれもこれも禁止事項にあげようと考えて
いたのだ。だけど、この日の私はその姿を見ただけで、直談判したる!とそりゃもぅ
強風の中みぞれまじりの中たんぼにむかって歩きだしていた。朝から、どうも不安定な
気持ちで何かを発散しなくちゃ、頭が噴火しそうだったのさ!
前に本で読んだように、苦手な人と相対するときはまずは深呼吸して・・というのを
思いだしていたけど、たんぼに到着してもかの人は下を向いて機械を使っているし、
その音と工事のトラックのエンジン音で私の気配も気がついていなさそうだった。
私はじっくりと、かの人が顔をあげて気がつくまで待った。やっと、気がついたので
「あそこに、あぁして機械を二台も置きっぱなしにされちゃ困る。あそこはうちの土地
ではない、よその土地だから」と大きな声で言うと、普通機械を止めるでしょうが、
強力≪わけわからん人≫は機械のエンジン音を少し押さえながら「あ~、あれですね
あれは私も気にはなっていたんですよ。でも動かすのに、うちのおとう(だんな)が
腰を痛めてきのう、向こうに帰って、私もぎっくり腰で寝込んでいてやっとこうして
刈りにきたんですよ。はいなんとかしますね。でも耕運機は農協さんが貸してくれた
もので、動かないから持っていってと頼んでいるんですけどなかなかね。私一人で
動かそうとして、一度下敷きになってしまって。」そんなあんたが下敷きになろうが
ぎっくり腰になろうが私には関係ない。それにしても私の話より、何倍も返してくる
と思う間に、あっちはあっちの言い分をまくしたて始めたのだ。「稲刈り機はここを
刈ろうと持ってきたら、雨が降り、刈ろうと思うと雨が降りで置きっぱなしになって」
私は「早いうちにシートでも掛けておくとかするでしょう、それもしない」というと
「そうなんですよよね」とまずしおらしく自分の非を認める答えかたをするのだ。で、
次に続く言葉に私はあんぐりとしたのだょ。
「人が言うのにはカバーをかけっぱなしにしたら、それが蒸れて中の機械が傷むらしい
んですよね」としゃーしゃーと答えたのだ。蒸れて傷む、腐る・・・温室の中の花苗か
それであのように雨ざらしで 草の蔓がハンドルに巻きついて花も咲く状態にしている
のか?こっちはあのまま放置されて壊れた機械を置き去りに逃げ去られるのではないか
とまで、考えていたのだ。とっとと撤去だよ撤去!こちらが言わなきゃいつまでも放置
しておきそうなので、ここで言ってよかったと思いながら「この辺の人は農機具を
いつまでも雨ざらしにはしないし、ましてやよその家の土地に放置なんてせず小屋に
入れて置く」と言った言葉に返ってきたのが「うちねぇ、機械を入れておく小屋がない
んですよ。」「無い!?」「そうなんですよ~、だから家でもこんなふうに雨ざらしに
しているんです、いけませんよね~」ってあんたねぇ、家の庭先でもこんなに機械を
扱うって・・・自分で自分が言ってる言葉が判ってるのか?と思いつつ、私はいったい
この≪究極わけわからん人≫の脳みそが、どこでどう自分たちが作ろうと思う農作物に
関わる道具を粗末にする指令を出しているのか知りたくなった。この人は「私ってそう
いうルーズなんですよね。クスッ」とまでの態度なのだ。「このたんぼも、だんなさん
と友人が作るって話で契約したけど、友人の人も毎日車で通りながらイノシシが入った
ならさっさとネットを張るとか破れたら修繕するとかできなかったんですか?その人の
奥さんも水を掛けたら、いつまでも何日もかけたままで見回ったりしないやん」と
言ったら「友人の人は今年は外国に行ったりして、たんぼのことはできないというので
じゃぁ私達がカバーして作りましょうかということだったんですけど、そうですね、
ちゃんと管理もできない・・でも、このたんぼは水が入るととこと、落ちていくところ
が同じ高さなのでなかなか、水がきれないんですよね。あっちに落とすなって言われた
し」「当然ですよ、。あっちのたんぼ(こげグランド)に落とされたら、年がら年中
水を落とされて(あんたらがちゃんと見回りせんかったら)草も刈れん」と強めに言う
と「それで、もう来年はどうしようかと思っているんです」「返してくれてもいいです
いつまでもこんな状態でおかれるより、もう作らず草を刈るほうが見られても恥ずかし
くないわ」と言ってやった。この言葉をず~っとこの人に言ってしまいたかったのだ。
「そうですね、作るなら完璧なネットを張るとか電気柵を設けるとかになりますよね。
そうしたら電気を持って来なくちゃいけないでしょ(私はバッテリーだと思ったのだが
もしかしたら、電柱から分配することを思ったのだろうか)、そうしたら大がかりにも
なるし、お金がかかるでしょう?ネットにシカもかかったりして、猟友会の人にも来て
もらったりしたんです。檻も置いたりしたんですけどねぇ。」「向こうのたんぼも
シカが入ったりして(別のひとのたんぼ)今年はあまり取れなかったと聞いたから、
もうこの辺でお米作りは無理なんちゃいます?ちゃんと管理したらできるかもしれない
けど」「ですよね、電気柵なんかしたら10年は作らないとと思う(それは元を取るた
めか?)けど、お宅の子供さんが帰って来て農業をするかもしれないからってことで
したから、電気柵もできないし」「うちの子供がするかせんかはこっちで決めること
なんで。やめたら?」「ここはヒエが生えついて、ヒエ田になってね」ってヒエがある
のはうちのせいか??最初に貸したたんぼにもヒエが生えて、それを引いては畔に干し
その種を落としまくっているのは、あんただよ!!それもわからんの?引いて、刈って
束ねたヒエの束はたんぼの中に置いたまんまやん。どこまで、ルーズなズボラな頭から
≪わけわからん人≫なんだ!!そんなこんな話をしていたら工事の車は去って、あとは
こいつの草刈り機の音だけになった。「んじゃぁこっちのたんぼは来年は作らないで
返します」あら決断早いやん、と少し驚いたので「なら水をきるためによそのたんぼの
畔を勝手に切った・・」「畔を切る?なんなんです、わかりません?」え?わけわから
ずに、やったのか?「ほらそこ、の畔を二ヶ所えぐり取っているやろ。あれを切ったと
いうんです。とにかくそこはよその人のたんぼの畔なので修復しておいてください。
それとあの角材、(田植え前に耕運機で水を入れて耕したあと、その角材をロープで
つないで水面を平らにならすための道具)あれはお宅のですよね、長い間、あれも放置
してはうちの休耕田に転がしてきては、こちらも邪魔で転がしかえるでしたね。それも
持って帰ってください。ネット押さえの石ですか、川から拾ってきたのもあれも片付け
てください」「はい、持って帰ります」(川の石は持ってけへんのちゃうの?厳密に
は?)「あ、ネット外したけどその切れ端や紐もうちのたんぼに放ったままでね」
「そうですか・・・」あんたら、作業の最後の最後まで確認せんわけ!!
「外国の人連れてきてましたね」「あ、ウーハーさんです」「へ?なにそれ」「ウーハ
ーさん。私とこ二年前から海外からのホストとなって外国の人を受け入れて、世界中の
荒れた土地を耕していくという取り組みをやってるんです(誇らしげにいうな)」と
少し胸を張っていったように思えたので、「ウーハーだか何だか知らんけど、私達は
個人であなたと契約しました。そうですね、そんな得体もしれない外国の人、言葉も
判らない人がウロチョロしたら怖いです。」「はい。でもその人達だけを置いていく
ということはありません。私の家族か、仲間の人も一緒に行動します。」「いや、
車で降ろして(残った外国人がたんぼでシコを踏んでいた)どこかへ行ってしまってた
やん。うちは実験農場として貸したのではない。」「わかりました。言葉が判らない
人を連れ込んではいけないということですね」この人、どこかで私が注文を付けたら
それをうまいこと逃れようとあ~だこ~だとはぐらかすというか、素直に返事をしない
人のようだ。あげくに「なにか間違ったことやしてはいけないことをしていたら、○○
さん(私)も電話をすぐくれるとか、話してくれたらよかったんです。いつもこのよう
な感じで・・・(というのは、立ち位置のことか?いま私はこの人より高い位置に立っ
ている。それとも昨年だったか、国道わきでたんぼを貸さないということを言い放った
ことか?)。」「私は××さん(わけわからん人)がもっと ちゃんとした人だと思っ
て貸したので。違っていましたね」と今から思うと、私も相当失礼な言い方をしたと
思うんだけど、それくらいで堪えたかけらも見えません。どうもやっぱり、神経が私の
三倍くらい太いんだと思う。おまけに話し方が、私のか細い神経を逆なでするような
話し方だからよけいだわね。「本当に、○○さんにはご迷惑をかけてすみません。私
一人では作業も十分できないし」「他の土地でもやってるんでしょ?」「ほか?あぁ
△△ファームではお互い手伝いあったりしてやっています。」「それだけでいいんじゃ
ないですか。お金をかけずに農業なんてできないと思う」「そうですよね、お金をかけ
ずに立派に作る・・・理想が高すぎるんですね」「そうやね、そんな無農薬米作るなら
毎日のようにやってきて、管理して作るもんだと思う。水を掛けたらず~っと入り口を
あけたまんま。閉めずにそのまま状態。見に来ることもない」「見に来てました」と
そこは言い返すんだ・・・。「じゃぁ私が借りているほうは4月ごろの契約でしたので
おとうと相談して来年作るか決めます」「はい作らないなら、そっちも後片付けはちゃ
んとお願いしますね」
なんとスッキリしたことか。寒風とみぞれのなか寒いのに、私はえらく高揚して家に
戻って、おばあちゃんに機械類の撤去を申し渡したこと、あのヒエ田と言われたたんぼ
は、もう作らないということ、ほか≪わけわからん人≫が言い放ったことをぶちまけた
ら、「ちゃんとたんぼにきて作ったらできるんやけどなぁ」と同情めいたことを言う。
「ヒエ田に薬を入れて耕して、それを2,3年やったらお米も作れると思うけど・・・
って言いながら、自分は無農薬主義でそれができへんのやろ」と私は言っておいた。
ヒエ田にしたのはかの人達だろうが。たんぼに集中せずに、どっかにすぐ行く、たんぼ
は一時間で切り上げみたいなことやってたやん。何もかも道具を置いて、翌日にも現れ
ないでは、やはり今はやってる【農業】、【土いじりをしたい】人達なんだと思うのだ
このあと、枯れた稲を草刈り機で刈り倒してはいたけど、それを軽トラックの荷台に山
に積んでいた。軽トラックを止めたところはこの間、草を刈って焼いたばかりのところ
そこに乗り入れて積んだのだが、夕方になっておばあちゃんが「あれ、なにしやるん」
とたんぼを見て言うので、見ればかの人の軽トラックがその日刈ったたんぼまで車を
乗りこんだのは良いけど、タイヤがたんぼがゆるくのめり込みにっちもさっちもできな
いらしく、護岸工事のおじさんや近所のおじさんまで出てきてトラックを押したり、
前からロープを書け近所のおじさんの軽トラに引き上げてもらってるやない。
まったく、なにをしてもあたりの人に迷惑をかけ続ける人だ。最初古座川の一雨(いち
ぶり)で農業をおじいさんの人に教えてもらって、何度も怒られたと言っていたけど
この人は教えてもらうということに対して、受け入れないところがあるのだ。自分が
無農薬と思えば絶対無農薬、譲らない。でも虫にやられたり、イノシシが入ったりした
ら一気に熱が冷めてしまい、それならそれをそこで打ち切ればいいものを 放置して
また別の農作業に移っていく・・・なんとかならんかね、まぁ来年は半分のたんぼで
私のイライラも減る。そうそう、こげグランド入り口を勝手にネットで閉められたので
私が入口の扉をつけ替え、『ここにネット・網を張らない・掛けない』と表示したのを
見て初めて気がついた・・と言っていたけど、どうせそんな事だろうと思っていたよ。
気分が悪くなってきそうなので、さっさと起きて弁当作りを始めた。その合間に洗濯機
を回そうと外に出ると、外灯の中に雪が落ちてくるのを見た。太陽がないから丸い粉雪
というのか、服の上に落ちても融けない。気温も下がっていたんだと思う。そのあとは
降ったりやんだりで、太陽が出ると粉雪よりぼたん雪のようなのからみぞれまじりに
なって、初雪なのかなと思った。こんな時は 気持ちもおかしいのか洗いものをしなが
らなぜか涙が出てきて、泣き泣き洗った。なぜだろう・・・更年期ってやつか?
日中も曇り空で、風が吹きみぞれになったり奥の山も真っ白く雪が降ってるのが見え
部屋から外に出ずにいたら、こげがワンワン吠えたので玄関から顔を出してまわりを
見渡すと、ビュービュー風の音に混じって、護岸工事の機械の音・・のほかに、この
くそッ寒い中、草刈り機の音が聞こえた。強風の中で、あの≪わけわからん人≫が
旦那と友人が作るから貸してくれと言って、作ってみたわシカとイノシシの猛攻撃
にあい、二年続けて不作というか無収穫という結果に終わり、二年目の今年の稲は
刈らずの稲になって、それも枯れてそのままになったのを≪わけわからん≫親玉が刈っ
ているのだ。うちはたんぼを貸したけど、その横の土地はうちのではなくよそさまのだ
けど、そこに稲刈り機と耕運機を放置し雨ざらしにしているとこの間、ブログに書い
た。そのよそ様からおばあちゃんが「機械を置きっぱなしにしている」旨を告げられた
のだが、「あの人らが(わけわからん人々)来たときに、言ったら?」と私はあの人々
と口も聞きたくないので放っておいた。でも、よそ様の気分を害しているのも十分判っ
てはいたので、契約更新のときにでも厳守事項と赤線でも引いて、守るべき事柄を
書き連ねてやろうと頭の中で、そりゃもうあれもこれも禁止事項にあげようと考えて
いたのだ。だけど、この日の私はその姿を見ただけで、直談判したる!とそりゃもぅ
強風の中みぞれまじりの中たんぼにむかって歩きだしていた。朝から、どうも不安定な
気持ちで何かを発散しなくちゃ、頭が噴火しそうだったのさ!
前に本で読んだように、苦手な人と相対するときはまずは深呼吸して・・というのを
思いだしていたけど、たんぼに到着してもかの人は下を向いて機械を使っているし、
その音と工事のトラックのエンジン音で私の気配も気がついていなさそうだった。
私はじっくりと、かの人が顔をあげて気がつくまで待った。やっと、気がついたので
「あそこに、あぁして機械を二台も置きっぱなしにされちゃ困る。あそこはうちの土地
ではない、よその土地だから」と大きな声で言うと、普通機械を止めるでしょうが、
強力≪わけわからん人≫は機械のエンジン音を少し押さえながら「あ~、あれですね
あれは私も気にはなっていたんですよ。でも動かすのに、うちのおとう(だんな)が
腰を痛めてきのう、向こうに帰って、私もぎっくり腰で寝込んでいてやっとこうして
刈りにきたんですよ。はいなんとかしますね。でも耕運機は農協さんが貸してくれた
もので、動かないから持っていってと頼んでいるんですけどなかなかね。私一人で
動かそうとして、一度下敷きになってしまって。」そんなあんたが下敷きになろうが
ぎっくり腰になろうが私には関係ない。それにしても私の話より、何倍も返してくる
と思う間に、あっちはあっちの言い分をまくしたて始めたのだ。「稲刈り機はここを
刈ろうと持ってきたら、雨が降り、刈ろうと思うと雨が降りで置きっぱなしになって」
私は「早いうちにシートでも掛けておくとかするでしょう、それもしない」というと
「そうなんですよよね」とまずしおらしく自分の非を認める答えかたをするのだ。で、
次に続く言葉に私はあんぐりとしたのだょ。
「人が言うのにはカバーをかけっぱなしにしたら、それが蒸れて中の機械が傷むらしい
んですよね」としゃーしゃーと答えたのだ。蒸れて傷む、腐る・・・温室の中の花苗か
それであのように雨ざらしで 草の蔓がハンドルに巻きついて花も咲く状態にしている
のか?こっちはあのまま放置されて壊れた機械を置き去りに逃げ去られるのではないか
とまで、考えていたのだ。とっとと撤去だよ撤去!こちらが言わなきゃいつまでも放置
しておきそうなので、ここで言ってよかったと思いながら「この辺の人は農機具を
いつまでも雨ざらしにはしないし、ましてやよその家の土地に放置なんてせず小屋に
入れて置く」と言った言葉に返ってきたのが「うちねぇ、機械を入れておく小屋がない
んですよ。」「無い!?」「そうなんですよ~、だから家でもこんなふうに雨ざらしに
しているんです、いけませんよね~」ってあんたねぇ、家の庭先でもこんなに機械を
扱うって・・・自分で自分が言ってる言葉が判ってるのか?と思いつつ、私はいったい
この≪究極わけわからん人≫の脳みそが、どこでどう自分たちが作ろうと思う農作物に
関わる道具を粗末にする指令を出しているのか知りたくなった。この人は「私ってそう
いうルーズなんですよね。クスッ」とまでの態度なのだ。「このたんぼも、だんなさん
と友人が作るって話で契約したけど、友人の人も毎日車で通りながらイノシシが入った
ならさっさとネットを張るとか破れたら修繕するとかできなかったんですか?その人の
奥さんも水を掛けたら、いつまでも何日もかけたままで見回ったりしないやん」と
言ったら「友人の人は今年は外国に行ったりして、たんぼのことはできないというので
じゃぁ私達がカバーして作りましょうかということだったんですけど、そうですね、
ちゃんと管理もできない・・でも、このたんぼは水が入るととこと、落ちていくところ
が同じ高さなのでなかなか、水がきれないんですよね。あっちに落とすなって言われた
し」「当然ですよ、。あっちのたんぼ(こげグランド)に落とされたら、年がら年中
水を落とされて(あんたらがちゃんと見回りせんかったら)草も刈れん」と強めに言う
と「それで、もう来年はどうしようかと思っているんです」「返してくれてもいいです
いつまでもこんな状態でおかれるより、もう作らず草を刈るほうが見られても恥ずかし
くないわ」と言ってやった。この言葉をず~っとこの人に言ってしまいたかったのだ。
「そうですね、作るなら完璧なネットを張るとか電気柵を設けるとかになりますよね。
そうしたら電気を持って来なくちゃいけないでしょ(私はバッテリーだと思ったのだが
もしかしたら、電柱から分配することを思ったのだろうか)、そうしたら大がかりにも
なるし、お金がかかるでしょう?ネットにシカもかかったりして、猟友会の人にも来て
もらったりしたんです。檻も置いたりしたんですけどねぇ。」「向こうのたんぼも
シカが入ったりして(別のひとのたんぼ)今年はあまり取れなかったと聞いたから、
もうこの辺でお米作りは無理なんちゃいます?ちゃんと管理したらできるかもしれない
けど」「ですよね、電気柵なんかしたら10年は作らないとと思う(それは元を取るた
めか?)けど、お宅の子供さんが帰って来て農業をするかもしれないからってことで
したから、電気柵もできないし」「うちの子供がするかせんかはこっちで決めること
なんで。やめたら?」「ここはヒエが生えついて、ヒエ田になってね」ってヒエがある
のはうちのせいか??最初に貸したたんぼにもヒエが生えて、それを引いては畔に干し
その種を落としまくっているのは、あんただよ!!それもわからんの?引いて、刈って
束ねたヒエの束はたんぼの中に置いたまんまやん。どこまで、ルーズなズボラな頭から
≪わけわからん人≫なんだ!!そんなこんな話をしていたら工事の車は去って、あとは
こいつの草刈り機の音だけになった。「んじゃぁこっちのたんぼは来年は作らないで
返します」あら決断早いやん、と少し驚いたので「なら水をきるためによそのたんぼの
畔を勝手に切った・・」「畔を切る?なんなんです、わかりません?」え?わけわから
ずに、やったのか?「ほらそこ、の畔を二ヶ所えぐり取っているやろ。あれを切ったと
いうんです。とにかくそこはよその人のたんぼの畔なので修復しておいてください。
それとあの角材、(田植え前に耕運機で水を入れて耕したあと、その角材をロープで
つないで水面を平らにならすための道具)あれはお宅のですよね、長い間、あれも放置
してはうちの休耕田に転がしてきては、こちらも邪魔で転がしかえるでしたね。それも
持って帰ってください。ネット押さえの石ですか、川から拾ってきたのもあれも片付け
てください」「はい、持って帰ります」(川の石は持ってけへんのちゃうの?厳密に
は?)「あ、ネット外したけどその切れ端や紐もうちのたんぼに放ったままでね」
「そうですか・・・」あんたら、作業の最後の最後まで確認せんわけ!!
「外国の人連れてきてましたね」「あ、ウーハーさんです」「へ?なにそれ」「ウーハ
ーさん。私とこ二年前から海外からのホストとなって外国の人を受け入れて、世界中の
荒れた土地を耕していくという取り組みをやってるんです(誇らしげにいうな)」と
少し胸を張っていったように思えたので、「ウーハーだか何だか知らんけど、私達は
個人であなたと契約しました。そうですね、そんな得体もしれない外国の人、言葉も
判らない人がウロチョロしたら怖いです。」「はい。でもその人達だけを置いていく
ということはありません。私の家族か、仲間の人も一緒に行動します。」「いや、
車で降ろして(残った外国人がたんぼでシコを踏んでいた)どこかへ行ってしまってた
やん。うちは実験農場として貸したのではない。」「わかりました。言葉が判らない
人を連れ込んではいけないということですね」この人、どこかで私が注文を付けたら
それをうまいこと逃れようとあ~だこ~だとはぐらかすというか、素直に返事をしない
人のようだ。あげくに「なにか間違ったことやしてはいけないことをしていたら、○○
さん(私)も電話をすぐくれるとか、話してくれたらよかったんです。いつもこのよう
な感じで・・・(というのは、立ち位置のことか?いま私はこの人より高い位置に立っ
ている。それとも昨年だったか、国道わきでたんぼを貸さないということを言い放った
ことか?)。」「私は××さん(わけわからん人)がもっと ちゃんとした人だと思っ
て貸したので。違っていましたね」と今から思うと、私も相当失礼な言い方をしたと
思うんだけど、それくらいで堪えたかけらも見えません。どうもやっぱり、神経が私の
三倍くらい太いんだと思う。おまけに話し方が、私のか細い神経を逆なでするような
話し方だからよけいだわね。「本当に、○○さんにはご迷惑をかけてすみません。私
一人では作業も十分できないし」「他の土地でもやってるんでしょ?」「ほか?あぁ
△△ファームではお互い手伝いあったりしてやっています。」「それだけでいいんじゃ
ないですか。お金をかけずに農業なんてできないと思う」「そうですよね、お金をかけ
ずに立派に作る・・・理想が高すぎるんですね」「そうやね、そんな無農薬米作るなら
毎日のようにやってきて、管理して作るもんだと思う。水を掛けたらず~っと入り口を
あけたまんま。閉めずにそのまま状態。見に来ることもない」「見に来てました」と
そこは言い返すんだ・・・。「じゃぁ私が借りているほうは4月ごろの契約でしたので
おとうと相談して来年作るか決めます」「はい作らないなら、そっちも後片付けはちゃ
んとお願いしますね」
なんとスッキリしたことか。寒風とみぞれのなか寒いのに、私はえらく高揚して家に
戻って、おばあちゃんに機械類の撤去を申し渡したこと、あのヒエ田と言われたたんぼ
は、もう作らないということ、ほか≪わけわからん人≫が言い放ったことをぶちまけた
ら、「ちゃんとたんぼにきて作ったらできるんやけどなぁ」と同情めいたことを言う。
「ヒエ田に薬を入れて耕して、それを2,3年やったらお米も作れると思うけど・・・
って言いながら、自分は無農薬主義でそれができへんのやろ」と私は言っておいた。
ヒエ田にしたのはかの人達だろうが。たんぼに集中せずに、どっかにすぐ行く、たんぼ
は一時間で切り上げみたいなことやってたやん。何もかも道具を置いて、翌日にも現れ
ないでは、やはり今はやってる【農業】、【土いじりをしたい】人達なんだと思うのだ
このあと、枯れた稲を草刈り機で刈り倒してはいたけど、それを軽トラックの荷台に山
に積んでいた。軽トラックを止めたところはこの間、草を刈って焼いたばかりのところ
そこに乗り入れて積んだのだが、夕方になっておばあちゃんが「あれ、なにしやるん」
とたんぼを見て言うので、見ればかの人の軽トラックがその日刈ったたんぼまで車を
乗りこんだのは良いけど、タイヤがたんぼがゆるくのめり込みにっちもさっちもできな
いらしく、護岸工事のおじさんや近所のおじさんまで出てきてトラックを押したり、
前からロープを書け近所のおじさんの軽トラに引き上げてもらってるやない。
まったく、なにをしてもあたりの人に迷惑をかけ続ける人だ。最初古座川の一雨(いち
ぶり)で農業をおじいさんの人に教えてもらって、何度も怒られたと言っていたけど
この人は教えてもらうということに対して、受け入れないところがあるのだ。自分が
無農薬と思えば絶対無農薬、譲らない。でも虫にやられたり、イノシシが入ったりした
ら一気に熱が冷めてしまい、それならそれをそこで打ち切ればいいものを 放置して
また別の農作業に移っていく・・・なんとかならんかね、まぁ来年は半分のたんぼで
私のイライラも減る。そうそう、こげグランド入り口を勝手にネットで閉められたので
私が入口の扉をつけ替え、『ここにネット・網を張らない・掛けない』と表示したのを
見て初めて気がついた・・と言っていたけど、どうせそんな事だろうと思っていたよ。