こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

私は・・・

2012-12-17 05:30:00 | いろいろ
 こういうことはないでしょうか?

スーパーのレジで並んでいて、すぐ前に並んだ人から話しかけられる。いえ見知らぬ人

からですよ。それがどうも、私にはてんで関係のないことを訴えるように話しかけられ

る・・・。

 先週、おばあちゃんとAコープくしもとに買い物に出かけました。このシーズンですか

ら店内は、ジングルベルの音楽が流れ、壁にはおせちのご予約などのポス

タ―、師走の午前11時前です。店内は混雑していましたが、そう混みあってレジかご

がぶつかりあうわけでもなく、だからレジ台も全部開いているわけでなく並んだレジの

両側が閉まっていて、他に2、3台のレジが開いていて私の前のレジを入れたら4台は

動いていたと思います。私の前には3人並び、最初の人はレジかごいっぱいの買い物を

精算中で、その次は手にひとつの買い物、その次はカートに乗せたレジかごにポテト

チップスが2袋と、サツマイモの入った袋が2袋、私のかごにはまぁそのおばさんより

は多いくらいの買い物でした。レジに縦に並んでいるとちょうど、入り口から流れて

来たお客さんがレジに並んだ人の列を前後に分けるように横切るので、こういうこと

は混雑した時によくあるので、「あぁ入店の人が増えたんだな」と思っていました。

思いながらも人が来ると、私がそのおばさんの横に何度も移動するので、何を思ったの

かおばさんが「混んでいるのがわかってるのにレジを開けんのかぁ」と少し大きな声で

言いだし私は「あ、私はいいですよ」と並んでいたらそのうち順番が来るしぃと思った

のです。が、おばさんは「ほんとに少々の買い物でこんだけ待たされるということは

どうなってんねん!」いやぁ、それを私に言われてもですね・・・おばさんは独り言

のように言っているのでしょうが、目線はモロに私だし、独り言にしては声は大きい

のでおばさんのまえに並んだおばさんもふり返って、苦笑しています。「店長おらん

のか。レジ開けて~や!ちょっと」とレジのおねーさんに言ってみたけどおねーさんは

精算中のレジに熱中して目もくれません。おばさんは「ちょっと言ってくるわ!」

え?誰に・・・私は「なにもそこまでせんでも」と思うけど、おばさんはカートと

かごを私の前の置いたまま、店内に戻っていきました。買い物一つのおばさんは何か

言いたげに私を見るので「急いでいるんでしょうかねぇ」と言うと「ね、ぇ」と

うなづきます。「誰もおらんかったわ!」とおばさんはその辺で店長さんか店員さんを

見つけられずに戻ってきました。「あんな、さっきな店の中で双子の子供がおってん。

な、その子らが喧嘩を始めたんや。で、その子らに喧嘩せんようにお菓子を買ってあげ

るねん。レジが遅いからどこ行ったか判らん。お母さんが双子の子供をつれていたん

や」とポテトチップスの袋を私に見せるのです。そう言われても、私は何と答えていい

のやら・・・、双子を連れたお母さんも、その喧嘩も見てないし・・・でも、見ず知ら

ずのお子にお菓子を買ってあげようとまでするのだろうか?知った親子なんだろうか?

見かけは怖そうなオオサカのオバちゃんっぽいのに。もしかしたら、大阪からこっちに

来た人かも、それもごく最近か10年くらいの間に。普段着だからこの辺の人っぽいけ

ど、言葉や度胸がめっちゃオオサカのオバちゃんなのです。そうこうしている間に

先頭の精算が済み、買い物ひとつのおばさんが前進したのとちょうど一緒に、右側の

レジに店員さんが入ってレジを動かしはじめたのをさっと見ておばさんは「あんた、

ほらそっちに行くと早い・・」「よ」と言う前に私の後ろに並んでいた二人がささっと

そこに移動してしまいました。言ったおばさんは少しバツが悪かったのか、レジ台に

置かれた梅干しのパックを見て「なんや、これ、!」と自分のかごでよけようとしたん

ですが、それはあなたの前に並んだ買い物一つのおばさんがかごを持たずにレジ台に

置いたものなんですぅ・・・。車に戻りながらおばあちゃんにこれこれこうで・・・と

てん末を言うと、「お前の顔が不服そうに見えたから、代わりに言ってやろうと思った

んやろ」と言います。「そんな、私は別にレジを増やしてと思ってなかったし。そんな

大きな声で言ったらまるで私が、おばさんに言わせたみたいやん。私のほうを向いて

言わんでほしいなぁ」と言ったのでした。

 前にも、それはオークワ串本店のレジでのこと。並んだ前におじいさん。何気なく

かごを見たらバナナとレトルトカレーとなにか食料でした。ちょうど台風接近のころで

ズボンの上に雨合羽のズボンをはいていました。この雨の中、歩いて来たのかなと私は

思っただけでしたが、おじいさんがいきなりくるりと私のほうを向いて「一人暮らしや

から、これだけでいいんや」とかごを見せてきます。「一人なんですか、雨やし買い物

も大変やね」と答えたら一気に、何を思ったのかおじいさんは「嫁はんがな死んでちょ

うど、○年(一年だか二年だか忘れたけど)や。あんた、串本病院で診てもらったこと

あるか?」「まぁ昔・・」一体何なんだよ・・と思ったけど「こんど くしもと病院も

新しくなって医者も入れ替わったからよくなったやろけど、前の○○と言う医者は全く

病気を診たてられん医者で、嫁はんの便の色が黒っぽいから調べてくれと言ってもして

くれん。無理やり退院させて大きな病院に連れて行ったら、もっと早く連れてきたら

て言われたんや」おじさんは唖然として言葉が出ない私を無視するように延々とその

お医者さんの名前を連呼し「今度とうとう辞めさせられたけどな」と言います。いや

私も前の串本病院のお医者さんで 病気を見つけられない、患者についていった人から

こんな症状ならこれを疑わないか?とまで指摘されたとか、実際指摘したという人を

知っていました。その時は医者やのに~と思っていたけど、このおじいさんの話を聞い

て、「あ、やっぱりそんなお医者さんいたんや」とうなづいていたら「あの医者に

三人殺されたんや!」と・・・おいおいレジでそんなこと言いだすなよ~みんな見てる

やん。おじいさんはまだ話を終わらせたくないのか次々と話しだします。自分は83歳

で、買い物に自転車でやってくるそうで、「お元気ですね」と感心すると「若い頃から

卓球をやっていて、潮岬まで教えに行ったもんや」と言います。話し好きなのはいいけ

ど、いきなり奥さんの病気や死因まで見ず知らずの私に教えてくるのは、なぜ?

その後、何度かスーパーでこのおじいさんを見かけましたが、もう忘れてしまったよう

で話しかけられることもないのですが、ときたま自転車に乗っているのも見かけます。

あ、この日も駅前で自転車に乗るこのおじいさんを見かけて思わずおばあちゃんに

「このおじいさん、オークワでいきなり奥さんが死んだ話をしてきたんや」と話したん

だ。そのあとの買い物でオオサカのオバちゃんに話しかけられたのだ・・・これって

なに?私の顔はそんなに 人の話を聞きたがっている顔に見えるの?それどころか

私はこの胸の中に詰まった諸々を抱え、誰にも話せず「う~ッ!」となっているのに。

 でも、オオサカのオバちゃん、一見怖そうだったけどいい人やな、きっとカバンに

アメちゃん持ってるんや(かくいう私もアメちゃんをアメチャン袋に入れて持ってま

す)。
コメント
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