この週末も気温が下がり始めるという。こんなに寒いと 何かが起きるかもしれない
そんな気がします。阪神淡路大震災・東日本大震災も震災後はまだまだ寒い日が長く
続いていた。風水害以外は、もしかしたら冬期に起きる確率が高いのかもしれない。
≪確率≫・・・いやな言葉だなぁ・・・中学生の時に数学の時間に女子の挙手が少ない
と数学のN先生に注意されたことがあった。理由を聞かれ私は素直に「手をあげたら
当たる(指名)される確率が高い」と答えたら、N先生は職員室に戻って部活の先生に
チクったため、そっちの先生から叱責されたという今でも≪確率≫という言葉を聞くと
あの嫌な記憶が舞い戻ってくる。
今秋、挙式をした姪っ子からお祝いのお返しにとカタログギフトが届いたのは、10月
ごろだったか。入籍を小栗の入籍と同じ頃にしたので、お祝いを渡したのは今春だった
ので、お返しなんて忘れていたし送られてきた包みの大きさと重さで何やら判らず、
おばあちゃんなんかは「これはヨウカンの詰め合わせや、絶対に」と言いきってしまう
ほど、それはヨウカンを思わせた。しかし、ぶ厚いカタログギフトの本が2冊入ってい
て大笑いしたのだ。1冊はグルメもの、もう1冊は身の回りのものからフィットネスや
温泉宿のようなものまであった。ページをめくると、「あぁこれがいいな」「こんなの
もあるわ」とらんらんと目を輝かせながら品定めをするのだけど・・・。家電などは
どれもこれも家にあるので間に合っているのだ。髭そりを欲しい・・というおとうさん
に「これで貰ったら」と言うと「それもいいけど、欲しいのはちょっと違うんや」と
言うし、私の欲しいものでいいと選ぶ権利を譲ってくれて内心嬉しいんだけど、かと
いってアクセサリーも腕時計も最近、とんと身につけなくなったし~、選ぶものがない
のだな。おとうさんは「せっかくのお返しやから、グルメ本で選んでただ食べるという
のはなぁ、食べてしまったら残らんからなぁ」とちょっと優しいとこもみせてくれた。
新宮の姉も「なにを選んでいいかわからんわ。食べたらそれだけやもんね」と同じよう
なことをおっしゃる。そんなこんなで 期限は6ヶ月ですと書かれた文字が気になって
気になって。なんとしてでも年内に決着せなあかんわ!と私一人で悩んでいた・・と
いうより、申し込み忘れのないようにコタツの上に2冊の本を置いていたら邪魔になっ
てきたのだ。「あ~どれにする~?」と呻いたところに「ないなら、防災キットにした
ら?南海トラフって最近報道されるしもしかしたら近いうちに起きるかもしれん。
政府は近々起きる情報を持っていて、それを小出しにしてる可能性がある。危機
感を持たせようとやな、起きたら一応、起きることがあるって言ったと言えるしな。
外れても天災やからそのうちいつかは起きるから、そんなとこやで。」とおとうさん
が言った。「それもそうやなぁ。防災キットなら持っていてもないよりマシかもしれ
へんし。自分でも少しは揃えたけど違うものもあるやろ。」とさっそく申し込みハガキ
を出した。それが11月の中頃。すっかり忘れていたら郵便屋さんが配達してきたけど
「またおとうさん、なにか注文したやつかぁ」と疑ったくらいだ。気がついたのが
箱に≪エマージェンシーツールキット≫と書かれていたのを見て。はぁはぁこれがそう
なのか。写真より小さいな・・・と封をきってみた。
めっちゃ、外側本格的やん!
ふむふむ、で、中身は?その前に手前のポケットを開けてみよう!
左上がポンチョ型雨合羽、その下はファーストエイドポーチ、右上は方位磁石に14徳
ナイフ、ホイッスル、その下が防寒・保温シート
ま、こんなものかな。ファーストエイドポーチには傷テープ4枚、綿棒4本、ポケット
ティッシュが入っていたけど、なんで4本4枚って≪死≫を連想するような数字なん?
14徳ナイフ広げては見てないけど、うまく使えるかしら。保温シートは自前で購入し
て避難リュックに入っている。おばあちゃん達の分も持っている。
メーンを開けてみる
中身をとりだす
左からミニキャンドルランタン、キャンドルは6個つき。無風時で4,5時間もつらし
いし、マッチもついていた。黒い箱にはラジオ(FM/AM)付LEDライト(単4電池4本付
ロープが5メートル。滑り止め付き軍手。防災メモってたんにメモ帳でした。収納ケー
スの肩掛け紐。
以上を避難リュックに入れておこうと思い、作業にかかったけどふと前述の「近々起こ
るかも」という疑心暗鬼に陥ってしまい「自分の身は自分で守らねば」ととりあえず
ラジオ付ライトに電池を入れてみようと封を切った。肝心な時に電池が切れていたりし
たら大変やん。箱から出して初めて≪サイレン付き≫というのを知った。電池が4本つ
いていたら、全部使うと思うやん、なんでか3本使うんやて。余った1本邪魔やん。
と電池をセットして「いきなりサイレン鳴ったらビックリやから、ボリュームも最小
にして、ラジオでテストしてみよか。え?ライト、このくらいの明るさ?ラジオは
ここ、入らんやん。おかしいな」と電池を入れ替えてみたけど今度は小さな明かりも
全く点かなくなった。やっぱり点検はしておかなあかんな。試しに電池テスターで調べ
たら、なんと1本が反応しない。どこの電池だ(たぶんかの国のものだ)不良品1本
混ぜてんのか!とセットし直しライトを点けたら明るいやん。よし、次はラジオ、や
はり電波の届きにくいところのようで入らない。まぁ仕方ない、サイレンは・・
いきなり最小音量なのに、外に聞こえるくらいだ。よし、これはリュックに入れずに
外に出しておこう。電池はその時に入れるとして、『3本使用』と書いておこう。
ホイッスルの中に秘密文書が仕込めるって!!
秘密文書でなくて、個人情報、名前や生年月日住所、健康保険証番号、血液型。でも
一人分?
ホイッスルの中に用紙が仕込まれている
取り出したら、元に戻せそうにないので無記入。なんか伝書鳩の足輪のような感じかな
元の避難リュックの中身もついでに取り出し、自前の物でこっちに纏められるものは
こっちに入れておけば、いいやろ・・・
久しぶりの対面、って同じようなものを用意してるやん
手前の黄緑は防犯ブザーや。サイレン代わりで買ったと思うけど、たぶん鳴るやろな。
やはり冬バージョンを想定して、カイロ、でも2008年の期限やわ。使えんことはな
いやろ、未使用やし。青いケースは老眼鏡、とマジックペン。リュックの中には
ラップやガムテープ、ヤッケに懐中電灯、少しのお金。とりあえず細々したものは
この赤い≪エマージェンシーツールキット≫に入れ替え、リュックに入れておこう。
完了
食料は 長期保存できるヨウカンやビスケットにパン 飲料。一人分がやっとやな。
自前で避難リュックの中身が揃えられていたから、カタログギフトには防災食料セット
一日分があれば、迷うことなく選んだわ~。あと、トイレを粉で固めるのも買っている
一気に用意するのは大変やし、少しずつ備えても点検するのがなぁ・・・貴重品ってい
われても、避難する時は慌ててどうなることやら・・・。備えあれば憂いなしというけ
ど、結局は何も持たずに逃るだけだったりして・・・
そんな気がします。阪神淡路大震災・東日本大震災も震災後はまだまだ寒い日が長く
続いていた。風水害以外は、もしかしたら冬期に起きる確率が高いのかもしれない。
≪確率≫・・・いやな言葉だなぁ・・・中学生の時に数学の時間に女子の挙手が少ない
と数学のN先生に注意されたことがあった。理由を聞かれ私は素直に「手をあげたら
当たる(指名)される確率が高い」と答えたら、N先生は職員室に戻って部活の先生に
チクったため、そっちの先生から叱責されたという今でも≪確率≫という言葉を聞くと
あの嫌な記憶が舞い戻ってくる。
今秋、挙式をした姪っ子からお祝いのお返しにとカタログギフトが届いたのは、10月
ごろだったか。入籍を小栗の入籍と同じ頃にしたので、お祝いを渡したのは今春だった
ので、お返しなんて忘れていたし送られてきた包みの大きさと重さで何やら判らず、
おばあちゃんなんかは「これはヨウカンの詰め合わせや、絶対に」と言いきってしまう
ほど、それはヨウカンを思わせた。しかし、ぶ厚いカタログギフトの本が2冊入ってい
て大笑いしたのだ。1冊はグルメもの、もう1冊は身の回りのものからフィットネスや
温泉宿のようなものまであった。ページをめくると、「あぁこれがいいな」「こんなの
もあるわ」とらんらんと目を輝かせながら品定めをするのだけど・・・。家電などは
どれもこれも家にあるので間に合っているのだ。髭そりを欲しい・・というおとうさん
に「これで貰ったら」と言うと「それもいいけど、欲しいのはちょっと違うんや」と
言うし、私の欲しいものでいいと選ぶ権利を譲ってくれて内心嬉しいんだけど、かと
いってアクセサリーも腕時計も最近、とんと身につけなくなったし~、選ぶものがない
のだな。おとうさんは「せっかくのお返しやから、グルメ本で選んでただ食べるという
のはなぁ、食べてしまったら残らんからなぁ」とちょっと優しいとこもみせてくれた。
新宮の姉も「なにを選んでいいかわからんわ。食べたらそれだけやもんね」と同じよう
なことをおっしゃる。そんなこんなで 期限は6ヶ月ですと書かれた文字が気になって
気になって。なんとしてでも年内に決着せなあかんわ!と私一人で悩んでいた・・と
いうより、申し込み忘れのないようにコタツの上に2冊の本を置いていたら邪魔になっ
てきたのだ。「あ~どれにする~?」と呻いたところに「ないなら、防災キットにした
ら?南海トラフって最近報道されるしもしかしたら近いうちに起きるかもしれん。
政府は近々起きる情報を持っていて、それを小出しにしてる可能性がある。危機
感を持たせようとやな、起きたら一応、起きることがあるって言ったと言えるしな。
外れても天災やからそのうちいつかは起きるから、そんなとこやで。」とおとうさん
が言った。「それもそうやなぁ。防災キットなら持っていてもないよりマシかもしれ
へんし。自分でも少しは揃えたけど違うものもあるやろ。」とさっそく申し込みハガキ
を出した。それが11月の中頃。すっかり忘れていたら郵便屋さんが配達してきたけど
「またおとうさん、なにか注文したやつかぁ」と疑ったくらいだ。気がついたのが
箱に≪エマージェンシーツールキット≫と書かれていたのを見て。はぁはぁこれがそう
なのか。写真より小さいな・・・と封をきってみた。
めっちゃ、外側本格的やん!
ふむふむ、で、中身は?その前に手前のポケットを開けてみよう!
左上がポンチョ型雨合羽、その下はファーストエイドポーチ、右上は方位磁石に14徳
ナイフ、ホイッスル、その下が防寒・保温シート
ま、こんなものかな。ファーストエイドポーチには傷テープ4枚、綿棒4本、ポケット
ティッシュが入っていたけど、なんで4本4枚って≪死≫を連想するような数字なん?
14徳ナイフ広げては見てないけど、うまく使えるかしら。保温シートは自前で購入し
て避難リュックに入っている。おばあちゃん達の分も持っている。
メーンを開けてみる
中身をとりだす
左からミニキャンドルランタン、キャンドルは6個つき。無風時で4,5時間もつらし
いし、マッチもついていた。黒い箱にはラジオ(FM/AM)付LEDライト(単4電池4本付
ロープが5メートル。滑り止め付き軍手。防災メモってたんにメモ帳でした。収納ケー
スの肩掛け紐。
以上を避難リュックに入れておこうと思い、作業にかかったけどふと前述の「近々起こ
るかも」という疑心暗鬼に陥ってしまい「自分の身は自分で守らねば」ととりあえず
ラジオ付ライトに電池を入れてみようと封を切った。肝心な時に電池が切れていたりし
たら大変やん。箱から出して初めて≪サイレン付き≫というのを知った。電池が4本つ
いていたら、全部使うと思うやん、なんでか3本使うんやて。余った1本邪魔やん。
と電池をセットして「いきなりサイレン鳴ったらビックリやから、ボリュームも最小
にして、ラジオでテストしてみよか。え?ライト、このくらいの明るさ?ラジオは
ここ、入らんやん。おかしいな」と電池を入れ替えてみたけど今度は小さな明かりも
全く点かなくなった。やっぱり点検はしておかなあかんな。試しに電池テスターで調べ
たら、なんと1本が反応しない。どこの電池だ(たぶんかの国のものだ)不良品1本
混ぜてんのか!とセットし直しライトを点けたら明るいやん。よし、次はラジオ、や
はり電波の届きにくいところのようで入らない。まぁ仕方ない、サイレンは・・
いきなり最小音量なのに、外に聞こえるくらいだ。よし、これはリュックに入れずに
外に出しておこう。電池はその時に入れるとして、『3本使用』と書いておこう。
ホイッスルの中に秘密文書が仕込めるって!!
秘密文書でなくて、個人情報、名前や生年月日住所、健康保険証番号、血液型。でも
一人分?
ホイッスルの中に用紙が仕込まれている
取り出したら、元に戻せそうにないので無記入。なんか伝書鳩の足輪のような感じかな
元の避難リュックの中身もついでに取り出し、自前の物でこっちに纏められるものは
こっちに入れておけば、いいやろ・・・
久しぶりの対面、って同じようなものを用意してるやん
手前の黄緑は防犯ブザーや。サイレン代わりで買ったと思うけど、たぶん鳴るやろな。
やはり冬バージョンを想定して、カイロ、でも2008年の期限やわ。使えんことはな
いやろ、未使用やし。青いケースは老眼鏡、とマジックペン。リュックの中には
ラップやガムテープ、ヤッケに懐中電灯、少しのお金。とりあえず細々したものは
この赤い≪エマージェンシーツールキット≫に入れ替え、リュックに入れておこう。
完了
食料は 長期保存できるヨウカンやビスケットにパン 飲料。一人分がやっとやな。
自前で避難リュックの中身が揃えられていたから、カタログギフトには防災食料セット
一日分があれば、迷うことなく選んだわ~。あと、トイレを粉で固めるのも買っている
一気に用意するのは大変やし、少しずつ備えても点検するのがなぁ・・・貴重品ってい
われても、避難する時は慌ててどうなることやら・・・。備えあれば憂いなしというけ
ど、結局は何も持たずに逃るだけだったりして・・・