こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

オスプレイを見に行く Ⅱ

2014-10-21 05:30:00 | 和歌山県
一番機≪竜 03機≫が無事に飛び立ってどこに向かうのか・・・と目で追うのは私だけではありません。望楼の芝にいた人のほとんどが上空のオスプレイを見続け、それが岬の崖の向こうに

停泊している護衛艦に飛んで行っているのを見たわけですが、私たちの立っているところからは防風の松林のおかげでどうなっているのかさっぱりわかりません。ただなんとなく、そうなんだ

ろうなって・・・。夕方のニュースでは それが護衛艦≪いせ≫に着艦している様子がヘリの映像で映し出されていたのでそうだと。でも海上の風もそうとうだったはず。

しかし一番機は護衛艦には着艦せずそのまま白浜に戻ったのか、遊覧飛行でもしていたのか・・・、「着艦せず」というぼんくら特派員からコメントを頂きました。

さっきまでオスプレイが着陸していた場所に 串本消防署の署員がホースを抱えてやってきました。先頭の二人は防火服を着込み 後続の人は普通の制服です。何をするのかと思っていたら

芝生に水をまいています。着陸する前にも水撒きをしていたので風で芝や草が舞い上がるのを防止してるのだろうと思ったんですが、高級料亭の玄関先のように、きれいに散水しなくちゃ

やってこない、まるで政治家の秘密の談合でも始まりそうな・・・。

         
                  そういや飛び立つ直前 草が焦げる匂いがしたわ!消火作業・・・

オスプレイは土とかコンクリートに降りたりしたら焦げることはないようですが、望楼の芝生だと焼いてしまうのか・・・それは困った。実際災害時にやって来ても、消防車を一台待機させて

おかないといけないのか・・・。自衛隊のヘリや輸送機ならそんな手間もいらないだろうと思うし・・・そうなると少し「めんどくさい奴が来てしもうたなぁ」か?

         
                      二番機が来たのか?視線は上空

そうそう、オスプレイは山口県岩国基地から来たんだって。和歌山までくる間はプロペラを前方にして飛んできたんだろうな、それを見たかったんだけど。白浜からずっとプロペラを上に

向けて飛んできたのか?でももっと大きいと思っていたのがちょっと意外な感じ。

         
                       みんな見てます!!

今度は負傷者を積み込む?搬送するんでしょう・・・いいなぁ 乗り込むのか?ってこの人たちはどこに行くのかな・・・一応設備の整った田辺の病院に行くのか?そのあとどうやって串本に

戻ってくるんだろう?と素朴な疑問を抱いた私はおとうさんに尋ねたら「もともと田辺から来た人違うか。それならこっちに戻ってくる必要ないし」そうかもしれないな、負傷者ゼッケンを

付けた人は見たことないような顔ぶれだし、20代から30代。病院スタッフか自衛隊とかかもしれない。

         
                            竜 Ⅱ機  

まぁでも 訓練を現地に見に来た背広姿の多いこと・・・。この人たちがどういう関係者かはゼッケンも付いてないのでよくわかりませんが、県関係者や自治体の人がほとんどなんでしょう

「では行きます~」という声がしたと思ったら、松の木の向こうで待機していた一団が動きはじめました。私たちの隣で携帯でオスプレイを撮影していた派手なオレンジのパーカーを着たおば

さんの一人は、同じ色のパーカーの仲間に「ほら、いくで」と促されてロープをくぐって芝生に入っていきます。どうやら訓練の何かに団体で参加するようです。

         
                            物資運びのバケツリレー方式

投降口というのかお尻のあたりから 米軍の人が次々と段ボールを出してきてそれを地元民が受け取り、芝生の端までリレーします。最後は役場の職員が受け取ってリヤカーに積んでどこかに

運び出しています。中身はなんだろうか・・・だいたいこういうときは中身はカラだろうけど、この風力・風圧では何かが入ってないと段ボールが飛び上がっていきます。きっと飲料水や

食糧のようなものなんでしょう。アメリカ製のなにかなんだろうか・・・おいしいんだろうか?それともまた回収して持って帰るのか!米軍。気になる・・・

         
                            負傷者の搬送が始まる

本物らしく点滴なども掲げて歩むDMAT隊。行列になって進むのだけど担架に乗っていない負傷者は徒歩でオスプレイに向かいます。

         

         
                               乗り込む

手前の人はさっきの物資運びの人でしょう、新聞では150人とか書いていたけどそんなにいたかな?機内はどうなっているんだろう・・・向かい合わせの座席でシートベルトするんだろうな

海外ドラマのLOSTで救助された主人公たちは輸送ヘリで運んでもらったり、アメリカ映画のなかでもよく見るヘリの中とは違うんだろうか・・・一般公開ってきっと、絶対ないのだろうな

         
                               いよいよ離陸

また芝の焦げる匂いが・・・ひと手間も二手間もかかる乗り物のようです。音が大きい、風圧がすごい・・・  

         
                            お尻、閉め忘れてない?  

          
                        海上を旋廻している模様・・・ 

          

望楼の芝生には車は乗り入れられません。なのでこういう風景は珍しい。芝焼の時は消防車が入ってるけど。小さい子供が珍しそうに近づいていますが 隊員の姿もなく、これで大規模災害

訓練は終了とのこと。11時15分、二時間ここにいたのですが 私の記憶に残るくらい芝生に人があふれていた状態でした。ま、それは町民、自衛隊、警察、観光客入り乱れてですが。

              

潮岬灯台横の駐車場に戻るのですが、左端の緑のバッグを背負ったのがぼんくら特派員。自分の車が出せるかどうか心配な様子。特派員報告が待ち遠しいですが、そちらには動画もあるとの

こと。私よりキッチリと、辛口な評をしてくれると思います。

今回は 自治体が主催する大規模災害訓練になにかと話題の米軍輸送機オスプレイを参加させる目的であったように思います。いわば デモンストレーション。日本がアメリカに従う姿の

きれいに見えるような住民に納得させる・・・・でもね、紀伊半島は本当に国道一本がつぶれたら 陸の孤島になってしまうからね。いまの知事さんって割と新もの食いなとこあるんじゃない

かな・・・ (あくまでもワタクシ的意見です)目立つことしたい人のような気がします。
コメント (4)
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