年越しの節分を前におばあちゃんとお墓の掃除をしに行った時のこと。
我が家のお墓は 集団墓地ではなく山の中腹に我が家だけのお墓があります。ご先祖様のお墓と三界万霊之塔が建立されています。田舎のお墓ならだいたいこのような形態だと思うのですが
私たちも高齢の域に達していくうえで、山の中腹までの石段を上がっていくことがしんどいよね・・ということを、お墓に向かいながらいつも話します。そんなご先祖様には失礼な会話を
毎度聞かせてしまったせいなのかとんでもないことが起きていました。おばあちゃんより先にお墓の下まで来て、石段を上がるためにシカやイノシシ除けのための簡単なゲートを開けて
お墓を見上げて思わず「えぇ!何が起きたの」と私。急いで20段はある石段を駆け上がって見たら 墓石の前にある花筒や挿していたびしゃこが散乱しています。
こんなことは私が生まれてからお墓で見たことはありません。すぐに頭にひらめいたのは「誰がやったの!こんなこと」でした。花筒は水がこぼれてしまい挿していたびしゃこは枯れています
「墓が荒らされてる」と階段下にやってきたおばあちゃんにそう言うと「なんやて」とおばあちゃんも慌ててやってきます。一目見て「サルやな」と言います。サルにしてはきれいすぎる気が
しますが・・・サルの荒らし方がきれいとは言えないけど、サルならもう少しフンをするとか何かの食べかすとかありそうなもの、そんなものは見当たりません。
「とにかくカメラ取ってくる」と私はきつい石段を飛び下りながら、家に走ります。幸い家は遠くはないから走ってまた戻ってきます。
墓石は全部で11基。あまりの散らかりように全部荒らされたと思ったけど、なぜか4基は無事。それも奥まったものと私のひいひい祖父母のお墓が不思議なことに荒らされていません。
先月の15日にびしゃこをさしかえたとおばあちゃんがいうのでこの二週間の間の出来事のようです。でも花筒を割られずに済んでよかった・・・とおばあちゃんは言うけど、この状態は
許せませんよね。確かに人為的なことならもっとめちゃくちゃになっているとも考えられます。でも、サルの集団ってこの近くでは見なかったけど・・・一匹のサルが家の裏山に来て
おばあちゃんと私とこげで サルに向かって「こげ!吠えたれ、やったれ」とけしかけたけど、あいつが仕返しにこんな悪戯をしたのか?全くもって腹の立つ。
砂地に花筒を差し込み、また家まで水を汲みに走り私はひと汗もふた汗もかきました。
サルめ!何をしたかったのよ、花筒の水でも飲みたかったのか?ほんとに、過疎地のお墓はサルやらシカやらイノシシの遊び場になりつつあるのよね・・・
それとも、ご先祖様がなにかこの世の私たちに言いたいことでもあったのか?あるならあるで、こんな卑怯なことせずに面と向かって言って来いよ!と思ったのでした。
我が家のお墓は 集団墓地ではなく山の中腹に我が家だけのお墓があります。ご先祖様のお墓と三界万霊之塔が建立されています。田舎のお墓ならだいたいこのような形態だと思うのですが
私たちも高齢の域に達していくうえで、山の中腹までの石段を上がっていくことがしんどいよね・・ということを、お墓に向かいながらいつも話します。そんなご先祖様には失礼な会話を
毎度聞かせてしまったせいなのかとんでもないことが起きていました。おばあちゃんより先にお墓の下まで来て、石段を上がるためにシカやイノシシ除けのための簡単なゲートを開けて
お墓を見上げて思わず「えぇ!何が起きたの」と私。急いで20段はある石段を駆け上がって見たら 墓石の前にある花筒や挿していたびしゃこが散乱しています。
こんなことは私が生まれてからお墓で見たことはありません。すぐに頭にひらめいたのは「誰がやったの!こんなこと」でした。花筒は水がこぼれてしまい挿していたびしゃこは枯れています
「墓が荒らされてる」と階段下にやってきたおばあちゃんにそう言うと「なんやて」とおばあちゃんも慌ててやってきます。一目見て「サルやな」と言います。サルにしてはきれいすぎる気が
しますが・・・サルの荒らし方がきれいとは言えないけど、サルならもう少しフンをするとか何かの食べかすとかありそうなもの、そんなものは見当たりません。
「とにかくカメラ取ってくる」と私はきつい石段を飛び下りながら、家に走ります。幸い家は遠くはないから走ってまた戻ってきます。
墓石は全部で11基。あまりの散らかりように全部荒らされたと思ったけど、なぜか4基は無事。それも奥まったものと私のひいひい祖父母のお墓が不思議なことに荒らされていません。
先月の15日にびしゃこをさしかえたとおばあちゃんがいうのでこの二週間の間の出来事のようです。でも花筒を割られずに済んでよかった・・・とおばあちゃんは言うけど、この状態は
許せませんよね。確かに人為的なことならもっとめちゃくちゃになっているとも考えられます。でも、サルの集団ってこの近くでは見なかったけど・・・一匹のサルが家の裏山に来て
おばあちゃんと私とこげで サルに向かって「こげ!吠えたれ、やったれ」とけしかけたけど、あいつが仕返しにこんな悪戯をしたのか?全くもって腹の立つ。
砂地に花筒を差し込み、また家まで水を汲みに走り私はひと汗もふた汗もかきました。
サルめ!何をしたかったのよ、花筒の水でも飲みたかったのか?ほんとに、過疎地のお墓はサルやらシカやらイノシシの遊び場になりつつあるのよね・・・
それとも、ご先祖様がなにかこの世の私たちに言いたいことでもあったのか?あるならあるで、こんな卑怯なことせずに面と向かって言って来いよ!と思ったのでした。