なんや、タイトルがそんな番組あったような気がするがまぁいいや。ほんとは、
「獲るぞー!」なんやけど、この辺はザ行とダ行が入れ替わって話し言葉に入って
るしなぁ。まさに「獲るどー!」です。
さて、我が家の問題児、今度はおばあちゃんが山歩き友達からスイレンの株を貰
ったのがことの始まり。スイレンはたしかに水辺の花でこれから夏にむけて 庭に
あればそりゃ涼しそうだけど、あれはスイレン鉢とか池に植えられている→水→蚊
の発生=こげの命の問題、フィラリアになる。ので、私は反対したんだ。薬を飲み
注射を打ち、蚊取り線香を焚きそれでもこの田舎の環境からは蚊から逃れられない
もん。でも、おばあちゃんは植えるというので「じゃぁボウフラ対策をしてよ」と
いうと黙ってしまう。「おたまじゃくしをすくってきたら?」というと
「
になって それをこげが追い回し殺す」という、「じゃぁメダカ
を入れよう。この間コメリ(ホームセンター)で一匹28円で売ってた」と提案し
たけど、やはりメダカ28円で買うこともないかぁ・・と思案してたら、おばあち
ゃんはきっちり、山野草友達のおじさんからメダカがたくさんいる、という場所を
教えてもらってきた。きたが、獲りに行く気配がないのでおとうさんとメダカすく
い用にタマ(網)を探すが、今は網目が細かいし袋部分が深い、なんやぁこれは
虫取り網やん・・ゲゲ、コメリじゃ虫用400円、魚用500円近くする。もった
いない、上手く獲れれば一回しか使わないので「ダイソーにいこう。でも無かった
らあかんから、水槽用の一番小さい救い網128円を購入。ダイソーに行くと有る
けど、やはり虫用。それを魚用に使うとして棹の部分と網のつけ根が若干不安な感
じ。ビニールテープで巻いただけ「105円だからしかたないか・・。」水やら
浮き草、泥が入るとびろ~んと網のほうが下がるけど・・・。網の先を結んで深い
のを解消して、日曜のお昼前、おとうさんとメダカ獲りに出発。場所はこの間、姉
とトウダイグサを探しに行ったところです。
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おばあちゃんが教えてもらった場所は、イノシシのヌタバ、泥遊びする場所です。
こっちはそこよりそばを流れる小川のほうにメダカはいる!と思っていたのですが
歩きながら小川を覗いても魚は、ハイだけ。タコヤキくらいの頭のおたまじゃくし
がバシャバシャと浅瀬を泳いだ時にはビックリしたわ。同時に地響きのようななん
ともいえない鳴き声、あれはウシガエルやね。土管の中で鳴くような響く声、真夜
中に聞くと不気味だわ。あのオタマジャクシがウシガエルに成長すんだわ・・。
小川に沿ってヌタバまで来ましたが、ヌタバは晴天続きで乾いているし、
小川を飛び越え向こうの茂みまで行きましたが、水たまりもありません。
「無かったことにしようか」とこんな時に先にアキラメを出すのが私なんですが、
おとうさんはガマが茂ったほうに黙って入っていきます。「お~い!あるぞ」と
さけぶのでバケツを持ってガマの茂る中に行きましたら、そこは大きな水たまりで
そこらじゅうで人の気配で逃げ惑う、隠れるのに必死な水の動きが見られます。
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この写真、「散策」の時と変わらんやん・・とにかく、長靴を履いていたからよか
たわ、水たまり近くはズブズブと沈んでいく、おとうさんは向こう岸からタマです
くいにかかるけど、「逃げられた」「また逃げられた」の連発。そこで彼らの行動
をこっち側とあっち側で観察することにした。どうやら最大20~30匹が集団で
移動しています。私達が動くとさっとガマの根元に隠れます。他にもアメンボや
ウシガエルも共生していて、とくにアメンボはタマの先についてまわって邪魔。
一匹もすくえないので、待ち伏せ漁なるものをやってみる。タマを静かに沈めて、
その上を通過、または停留したときにさっと上げる・・・こっちは息をつめて、や
ってくるのを待つだけなんやけど、これが結構ヒマ・・。人間、音の無い世界には
不向きやわ。すぐに二人共「あかんわこれ」となり、こっちから付近にある木切れ
を群れに向かって投げ、沈めたタマの上に群れがいくようにする、追い込み漁にし
てみた。今度は、思うところに木切れが投げられず、メダカに馬鹿にされているよ
うな気持ちになってきます。メダカはいっぱいいるのに一匹もすくえない。よくよ
く子供の時を思い出してみると、私の場合メダカはこんなたんぼではなく川ですく
ったのだ。それも2人一組で、手ぬぐいを広げてそれぞれ両端を持ちそーっと群れ
が寄ってくるのを待ち、サッとすくう。布目から水が抜けるのが思いのほか遅いの
で逃げられてしまうのもあるけど、確実に何匹かは獲れた。その方法はこのヌタバ
では田植え用の超長靴でないと無理だな・・と思う。じゃぁ、おとうさんは・・・
あ、この人は海岸育ちでたぶんメダカなんかは獲らなかった人だ。ダメだなこれは
と諦めたときに「群れに向かって 伏せ網漁をやってみる!」と本当にそういう
漁法があるのか、とにかくバシャ!バシャ!と水たまりを伏せだした。すくってみ
て予想通りの、泥土の重みでタマの先がぐにゃ~んと折れそうに曲がっているやん
「はは、105円やなぁ」と笑う私に、何度目かの伏せ網漁をやったおとうさんが
「入った!入ったぁる」と騒ぐので「どれどれオタマか見てやる」と持ってきたタ
マの中に、泥にまみれたメダカが一匹。そのあとは大きな群れを狙ってはバシャバ
シャ泥水をはねながら、すくいだした。最初は勢いに驚いたメダカも、水面に出た
ら狙われるということを察し、一匹も姿を出さなくなった。バケツの中は8匹か9
匹のメダカ。「きょうはこれくらいに しといてやろう」とオキマリのセリフを吐
き、帰路についた。そこで「子供の時、メダカ獲った?」と聞くと「海に釣りには
行ったけどメダカはない」と偉そうに言う。しかし、昔弟が磯釣りをする話を聞き
「おれは釣りに行ったことがない」と言ってたので、釣りの話も怪しいもんだ。
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メダカは水中ポンプも要らないし、水草があれば冬も外で生きるみたい。エサも
要らない・・ボウフラを食べてくれるのか?ただ、獲ってきたメダカ達はすごく
警戒心が強い、そりゃまぁあんなに水面バシャバシャ叩かれて、こんな狭いスイレ
ン鉢に入れられたもんだから仕方ないのかも。鉢の2メートルくらいまで近くに行
くと、ササッと隠れてしまう。まさに
そーっと覗いて見てごらん状態だ。
まぁそんな警戒心があるから、あんな荒れた水田あとのヌタバで鳥の餌食にもな
らずに生きてこれたのだね。これからはここでがんばって暮らしてください、卵も
産んでいいです。でもお前達はそれを食べてしまうんだよね、もし卵をみつけたら
採取して孵化させてみようとも思うんだよ。
「獲るぞー!」なんやけど、この辺はザ行とダ行が入れ替わって話し言葉に入って
るしなぁ。まさに「獲るどー!」です。
さて、我が家の問題児、今度はおばあちゃんが山歩き友達からスイレンの株を貰
ったのがことの始まり。スイレンはたしかに水辺の花でこれから夏にむけて 庭に
あればそりゃ涼しそうだけど、あれはスイレン鉢とか池に植えられている→水→蚊
の発生=こげの命の問題、フィラリアになる。ので、私は反対したんだ。薬を飲み
注射を打ち、蚊取り線香を焚きそれでもこの田舎の環境からは蚊から逃れられない
もん。でも、おばあちゃんは植えるというので「じゃぁボウフラ対策をしてよ」と
いうと黙ってしまう。「おたまじゃくしをすくってきたら?」というと
「
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を入れよう。この間コメリ(ホームセンター)で一匹28円で売ってた」と提案し
たけど、やはりメダカ28円で買うこともないかぁ・・と思案してたら、おばあち
ゃんはきっちり、山野草友達のおじさんからメダカがたくさんいる、という場所を
教えてもらってきた。きたが、獲りに行く気配がないのでおとうさんとメダカすく
い用にタマ(網)を探すが、今は網目が細かいし袋部分が深い、なんやぁこれは
虫取り網やん・・ゲゲ、コメリじゃ虫用400円、魚用500円近くする。もった
いない、上手く獲れれば一回しか使わないので「ダイソーにいこう。でも無かった
らあかんから、水槽用の一番小さい救い網128円を購入。ダイソーに行くと有る
けど、やはり虫用。それを魚用に使うとして棹の部分と網のつけ根が若干不安な感
じ。ビニールテープで巻いただけ「105円だからしかたないか・・。」水やら
浮き草、泥が入るとびろ~んと網のほうが下がるけど・・・。網の先を結んで深い
のを解消して、日曜のお昼前、おとうさんとメダカ獲りに出発。場所はこの間、姉
とトウダイグサを探しに行ったところです。
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おばあちゃんが教えてもらった場所は、イノシシのヌタバ、泥遊びする場所です。
こっちはそこよりそばを流れる小川のほうにメダカはいる!と思っていたのですが
歩きながら小川を覗いても魚は、ハイだけ。タコヤキくらいの頭のおたまじゃくし
がバシャバシャと浅瀬を泳いだ時にはビックリしたわ。同時に地響きのようななん
ともいえない鳴き声、あれはウシガエルやね。土管の中で鳴くような響く声、真夜
中に聞くと不気味だわ。あのオタマジャクシがウシガエルに成長すんだわ・・。
小川に沿ってヌタバまで来ましたが、ヌタバは晴天続きで乾いているし、
小川を飛び越え向こうの茂みまで行きましたが、水たまりもありません。
「無かったことにしようか」とこんな時に先にアキラメを出すのが私なんですが、
おとうさんはガマが茂ったほうに黙って入っていきます。「お~い!あるぞ」と
さけぶのでバケツを持ってガマの茂る中に行きましたら、そこは大きな水たまりで
そこらじゅうで人の気配で逃げ惑う、隠れるのに必死な水の動きが見られます。
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この写真、「散策」の時と変わらんやん・・とにかく、長靴を履いていたからよか
たわ、水たまり近くはズブズブと沈んでいく、おとうさんは向こう岸からタマです
くいにかかるけど、「逃げられた」「また逃げられた」の連発。そこで彼らの行動
をこっち側とあっち側で観察することにした。どうやら最大20~30匹が集団で
移動しています。私達が動くとさっとガマの根元に隠れます。他にもアメンボや
ウシガエルも共生していて、とくにアメンボはタマの先についてまわって邪魔。
一匹もすくえないので、待ち伏せ漁なるものをやってみる。タマを静かに沈めて、
その上を通過、または停留したときにさっと上げる・・・こっちは息をつめて、や
ってくるのを待つだけなんやけど、これが結構ヒマ・・。人間、音の無い世界には
不向きやわ。すぐに二人共「あかんわこれ」となり、こっちから付近にある木切れ
を群れに向かって投げ、沈めたタマの上に群れがいくようにする、追い込み漁にし
てみた。今度は、思うところに木切れが投げられず、メダカに馬鹿にされているよ
うな気持ちになってきます。メダカはいっぱいいるのに一匹もすくえない。よくよ
く子供の時を思い出してみると、私の場合メダカはこんなたんぼではなく川ですく
ったのだ。それも2人一組で、手ぬぐいを広げてそれぞれ両端を持ちそーっと群れ
が寄ってくるのを待ち、サッとすくう。布目から水が抜けるのが思いのほか遅いの
で逃げられてしまうのもあるけど、確実に何匹かは獲れた。その方法はこのヌタバ
では田植え用の超長靴でないと無理だな・・と思う。じゃぁ、おとうさんは・・・
あ、この人は海岸育ちでたぶんメダカなんかは獲らなかった人だ。ダメだなこれは
と諦めたときに「群れに向かって 伏せ網漁をやってみる!」と本当にそういう
漁法があるのか、とにかくバシャ!バシャ!と水たまりを伏せだした。すくってみ
て予想通りの、泥土の重みでタマの先がぐにゃ~んと折れそうに曲がっているやん
「はは、105円やなぁ」と笑う私に、何度目かの伏せ網漁をやったおとうさんが
「入った!入ったぁる」と騒ぐので「どれどれオタマか見てやる」と持ってきたタ
マの中に、泥にまみれたメダカが一匹。そのあとは大きな群れを狙ってはバシャバ
シャ泥水をはねながら、すくいだした。最初は勢いに驚いたメダカも、水面に出た
ら狙われるということを察し、一匹も姿を出さなくなった。バケツの中は8匹か9
匹のメダカ。「きょうはこれくらいに しといてやろう」とオキマリのセリフを吐
き、帰路についた。そこで「子供の時、メダカ獲った?」と聞くと「海に釣りには
行ったけどメダカはない」と偉そうに言う。しかし、昔弟が磯釣りをする話を聞き
「おれは釣りに行ったことがない」と言ってたので、釣りの話も怪しいもんだ。
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メダカは水中ポンプも要らないし、水草があれば冬も外で生きるみたい。エサも
要らない・・ボウフラを食べてくれるのか?ただ、獲ってきたメダカ達はすごく
警戒心が強い、そりゃまぁあんなに水面バシャバシャ叩かれて、こんな狭いスイレ
ン鉢に入れられたもんだから仕方ないのかも。鉢の2メートルくらいまで近くに行
くと、ササッと隠れてしまう。まさに
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まぁそんな警戒心があるから、あんな荒れた水田あとのヌタバで鳥の餌食にもな
らずに生きてこれたのだね。これからはここでがんばって暮らしてください、卵も
産んでいいです。でもお前達はそれを食べてしまうんだよね、もし卵をみつけたら
採取して孵化させてみようとも思うんだよ。
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