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4日前から見慣れない人が道端に椅子をだし、座って何かを双眼鏡で覗いているよ
うだけど、誰も何をしているのか知らない。二日目にはどうやら鳥の観察らしい、
という噂を耳にした。その人達はおとうさんの車庫前とお宮さんの前で座っていま
す。散歩のときに見かけたので声をかけようとしたら背中を向けたので、気にはな
ったけど仕方ない。様子をみると川原に下りて干上がった川の石をひっくり返して
いる。どうも、干上がっているけど染み出てくる水を観察しているようだ。
三日目の朝、私は5時過ぎにその人の車が奥から出てくるのを見た。早朝から鳥
の観察?また気になる。この日は午前中にこげの散歩に出ました。午後から田辺に
行かなくてはならないので、ものすごい暴風の中カッパを着ての散歩です。雨は
そう強くはないけど、風のせいで前が見えません。カーブミラーに映った赤い傘を
見たとき「おばあちゃんかな?」と思い、顔を上げたらその鳥の観察をしていると
いう人だった。何故かその人はニコッと会釈をしたので思わず「何か調べているん
ですか?」と聞いてしまいました。その人はビックリしたみたいで「野鳥を観察し
ています」と返事が返ったのに今度はこっちがビックリして「あ、あ~」としか答
えられませんでした。そのまま別れたのですが、噂では「今までいたのにいなくな
った鳥の観察」ではなく、「今までいなかったのにいるようになった鳥の観察」と
か・・・。腕の腕章には『環境調査中』と書かれていました。どこかの環境調査隊
かしら。前にも野鳥の観察という人が来ていたらしい。そうならそうで周知徹底し
てくれれば、私も気にはならなかったのに。もう少し話すことができたら教えてあ
げるのに。「こんな暴風の時は傘はささないほうがいい。この辺は雨は下から降る
んです」って。車のナンバーは千葉だったから遠いところから来てるんだ。
写真は関係なく チガヤの白い穂です。
しかし、ホントに環境調査なのか、野鳥を観察しているのか・・・もしオウムのような奴らやったらどうします?ヘンな菌の培養なんかしていたりして・・・おぅコワイ。
県か町の許可証みたいなものを提示すべきですね。
ある日、山のふもとでサシバというタカを半日ほど観察していたら、近所の人が不審がって、知り合いに電話したそうです。「へんな人が朝から、近くの空き地でなにか覗いている。気味が悪い」と。電話を受けた人が「すぐに行くけん、心配せんでよかよ」と駆けつけたそうです。そうしたら、世の中せまいもので、その不審人物と駆けつけた人はガキのころの遊び友達だったそうで、うん十年ぶりの再開だったとか。
ふたりともわたしの知り合いだったので、この話を両人から前後して聞いて笑ってしまいました。でも一方で、やはり人というのは本来そこにいるだけで怖がられる存在なんだと思いました。
20年くらい前まで、しらない土地に行って鳥なんぞを眺めていると「なにしよるかな?」と話しかけられ、そのまま話込んでしまって、あげくに「昼飯食っていかんかな」と誘われたりしたものですが、近頃は田舎にも変な押し売りがやってくるそうで、物騒な世の中になってきました。
わたしも、公の委託で調査なんぞをたまに引き受けますが、土地の人に、薄気味悪~うと思われないようにと気をつかっておりまする。
たまに台風とかで風に流されてきたような鳥を目にしますが、珍しい鳥なんて滅多にない。カラスとアオサギとカモだらけです。ミサゴとかいうのが飛んでいるらしいけど。
本当です、役場に届け出て町内放送でもしてくれれば安心なんだけど、まさかO教とは考えませんでした、そういや明神だか七川だったか一度来てたんですよね、昔、O教信者が。
私の記事、またgooのせいで一度消滅したんですこっちが油断するとフェイントをかけてくるので、もっと詳しく書いていたのに。二日目の日
畑仕事をしているおばさんがどうも自分のほうを覗かれているように思うので、「言ってくれたらポーズをとったるのに。ガハハハ」と笑っていたそうです、もちろんその人達には聞こえてないんだけど・・・。
abarazemiあばらぜみ?さんですか?はやとちりしてアブラゼミさんっていうのかぁと思いながらコメントを読んでいました。すみません。
そしてabarazemiさんのブログにいってみて、アカショウビンをクリックしても何も出ないし、「あれぇ?」と考えて、もしかしたら鳴き声かしら?とボリューム上げたら かわいい声が。鳴き声を紹介しているんですね、野鳥の声に詳しいとお見受けしました。熊本にもいるでしょうか?今の季節「ちっと食え~、ちっと食え~
チョッキンチョッキン」と鳴いていると老人が言うのですが、私には「ちょっとくれー、ちょっとくれー、ピー」と鳴く鳥。土地によっては鳴き声のとらえ方が違うかもしれませんが・・
abarazemiさんも調査をやられるそうですが、しんどくないですか?黙って座っているのは?
初めての方に質問してしまってどうもすみません、また覗きにきてやってください。ありがとうございました。
たぶん、一言いってくれれば田舎の人は、今も親切に話をしてくれると思います、でも調査隊の人はそれが嫌なのかもしれませんね。
調査内容にもよるのでしょうが、わたしはあまりじっと座ってということはありません。一般的にはひとところに15分くらいです。調査相手が動き出すのを待たなければならない場合は、半日くらいじっとしていることもありますが、ケースバイケースです。
ここでのお話を読んで思ったのですが、多くの調査担当者は、自分に注がれている周囲の眼には、ことのほか無神経だと思うのです。自分が見つめていることに集中しているためか、周りから見られていることに注意散漫になっているのでしょう。地元の人にひとこと断っておくくらいの配慮は必要だと思います。
オウムさんといえば、ずいぶん前に阿蘇の波野に土地を買って進出したことがありました。たまたま近くを通ったら、村人たちが道の両側に並んでわたしの顔をジロジロ見るんです。当時は異様な雰囲気でしたね。
「ちょっとくれー、ちょっとくれー」はコジュケイではないでしょうか。あとで、載せておきますね。
abarazemiさんたちのように、鳥の動きによって観察時間も長くなったりすると、大変ですね。私なんか黙って座っているのは苦しいですね。一人で座っているのでしょう?この間の人はそうでしたし、眠ってしまいそうです。
コジュケイ、聞かせてもらいました。そうですこのさえずりでした。どうもありがとうございました。