小麦の脱穀

2006年07月08日 | Weblog


小麦刈りは梅雨のさ中にします。したがって脱穀もそうなります。刈った小麦は天日干しすれば良いのでしょうが、雨ばかり降るかも知れないので、なかなかしていられません。それで、すぐに脱穀となります。

          

母の実家からもらった足踏み式脱穀機です。おばあさんが使っていたものです。今時まだ使える足踏み式脱穀機があったなんて、信じられなかったです。ガーコンガーコンという音がするので、子供の頃は「ガーコンガーコン」という名前を付けていました。使い方は覚えていました。

          

脱穀した藁は、前日の大雨で何となく湿っぽくて、ほんのりとカビの臭いもしてきそうな感じなので、庭に広げて干しました。よく乾きました。

         

ガーコンガーコンと音がしているときには遠ざかっていたのに、好奇心が旺盛なわが家の猫は、私が機械を離れて音がしなくなるとそっと寄ってきて探索を始めます。

         

麦は稲とは違って、茎の途中からちぎれたりしますので、きれいに脱穀できません。実とともに、かなり藁も混ざってしまいます。この後は左にちょっと写っているゴザの上に移動して、ビールビンでたたき、目の粗い篩(ふるい)にかけて分けます。ブルーシートの上では、シートが破れてしまいますからね。きれいに藁を取り除くことができました。
  (補) ゴザは畳を取り替えたときに、畳を全部置いて行ってもらいましたのでたくさんあります。
    
作業は、ほぼ一日かかりますから、やるなら一日中晴れの日を選ばなければなりません。ですので、朝になってから決断です。使うものもあっちの物置こっちの物置に分散してしまっているので、準備には結構な時間を要しました。終わって達成感大いにありというところでしょうか。

藁の一部はスイカの敷き藁にしました。スイカはどんどんツルが伸びていますので、どんどん敷き足しています。