ダメージを受けたそら豆

2007年06月01日 | Weblog


 ときどき腰の具合が悪くなります。もう、年ですから仕方ありません。昨日はギクッとならないように、気を使いながら重い木を持ち上げて運びましたよ。気をつけないとネ。

 体は年をとっても、気持ちはまだまだ若い、いや青いですね。時として20代の時もありますね。いや、時としてではなく、しょっちゅうですね。もっと低くなることもあります。ナデシコとか、ヤグルマソウとか、チューリップなどを見ていると、いきなり童謡の世界にまでワープしてしまいますから。私にとっては、そういう花が 花 ですね。ときどき 「 ぜんまいざむらい 」 とか 「 おじゃる丸 」 なんか見ます。面白いです。

 なんか、今日も曇天です。さかさにして天曇、てんどん、天丼。カツ丼。うな丼。どんどん持ってこい。大盛りで。 。・・・・・。たぶん降るでしょう。友達が銀座の裏の方で個展をやっているので、見に行こうと思ったのですが止めにします。昼寝+読書+パソコン+音楽=今日の日程 と言うことになりそうです。


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 アブラムシの被害を受けたそら豆は、2本ともそのままにしておきました。他の苗と比べると、かなりひどくて生長も悪いですが、それでも片方はこれくらいに育ち、いくつか実をつけています。

  

 もう片方はかなりひどくて、葉の色も変わってしまっていますが、それでもひとつふたつ実をつけています。実は緑色で良い色をしています。命をそちらに向けて、「 おらー、まだ生きてるゾー。」 とラッパを吹いているのかも知れません。あとで、しっかり食べてやりましょう。

 生命力はすごいとつくづく思います。抜き取らずに置いて良かったと思いますよ。作物に教えられるような気がします。よくそういうことを言いますが、果たして自分ではどうだろうか自信がありませんね。何事もないときには偉そうなことをいうのが人間ですから。適当にうろたえるのもしかたないです。パニックにさえならなければ、、、。それもどうかな、、、 さっき、弱い地震がありましたが、こちらは自信がありません。


  

 いつの間にかズッキーニがこんなになっていました。開花後4~5日で食べられるというので、これくらいでよいのでしょうか。遅いよと言われるかも知れませんね。何せ経験がないですから。いつもそのせいにしてはいけないのですが。まあ、失敗ばかりの人生だ。これも人生の縮図?? はい、粛々と行かなければね。人生、 しくしく ではいけませんしね。関係ないですが、鞭声粛々なんていう漢詩を思い出してしまいました。風林火山です。どうしてズッキーニがこんなことになってしまうのか。こめかみがズッキーニ。


  


   


 補)

    不識庵機山を撃つの図に題す
      ふしきあんきざんをうつのずにだいす  頼山陽

  鞭聲肅々夜過河    鞭声粛々夜河を過る 
  曉見千兵擁大牙    曉に見る千兵の大牙を擁するを
  遺恨十年磨一劍    遺恨なり十年一剣を磨き
  流星光底逸長蛇    流星光底長蛇を逸す

    べんせいしゅくしゅくよるかわをわたる
    あかつきにみるせんぺいのたいがをようするを
    いこんなりじゅうねんいっけんをみがき
    りゅうせいこうていちょうだをいっす

       不識庵 上杉謙信
       機山  武田信玄