山芋はどこに行く

2007年06月03日 | Weblog


 もちろん、私たちは昔からの伝えを聞いて 「 ああ、そうなのか。」 と受け売りしているに過ぎないのですが、この六月のことを みなづき と言って、水無月 と書いています。 この梅雨の時期に水が無いとは。だから空梅雨(からつゆ)なんてことがあるんだな、なんて自由に想像をしてしまいます。

 ところで、昔つまり旧暦の時代は概ね今の六月が五月だったわけです。今年は6月15日が旧暦の5月1日です。梅雨の時期です。

     さみだれや 大河を前に 家二軒  蕪村

とか

     さみだれを 集めて速し 最上川  芭蕉

なんていう、おなじみの句は六月のころと考えられるわけです。ですので、五月雨は梅雨のことでしょうね。今の五月に降るさわやかな雨とは違うわけです。そのあたりはニャンパルさんに解説してもらわないと、自信ないです。  間違うといけませんからね。


 で、その みなづき ですが、「 な 」 は 「 の 」 という意味のようです。つまり水の月です。それなら分かりますよ。

    さみだれや 草いちめんの 畑かな     呆 然  

    さみだれや 田んぼに化けた まめ畑    田子作  

なんて言いたくなるのが、このもうすぐやってくる梅雨なのです。おそまつでした。


               


    

 もう、レタスは終わりになってきました。昨日とったものは、土に触れている部分から腐りが入ってきていました。ずいぶん食べましたね。次のレタスに手を出す時期でしょうか。小さく丸まりつつあるのが、別なところにあったような、無かったような、、。 


  

 ここまで上ってきたんですけど、急に竿がなくなっちゃったんです。どうしよう。わしゃ知らん。伸びたお前が悪いんじゃ。もう面倒見ないぞ。頼むから隣にある柿の木に手を伸ばさないでね。ジャックと豆の木みたいだなー。      【山芋と私の会話】  




   


   


 補) 勝手な感想 自信ないので小さな字で、、、 

    最上川の風景の句は ああそうなのか という感じ
    大河の前に家二軒の句は もうこれ以上の五月雨の句はないという感じ