「 講釈師見てきたような、、、」 という川柳がありますが、これは宝井馬琴という人の作った川柳だそうです。それが何代目の馬琴なのか私には分かりません。馬琴という人は江戸期に一人しかいないと思っていたのですが、代々続いて、今は六代目が活躍しているようです。初代は東流斎馬琴と言っています。いつから宝井になったのか。
講談の世界はほとんど無縁なので、詳しく分かりません。しかも、世間によく言われてきたこの川柳にもいろいろとあって、「 講釈師みてきたような嘘をつき 」 なのか、「 ~言い 」 なのか 「 ~吐き 」 なのかが分かりません。気がかりです。朝の短い時間には調べられませんね。
その、はからずも嘘をついてしまうことの多い職業というと、「 議員 」 なんていう声がすぐにあがりそうですが、いま時分、私は 「 気象予報士 」 を思い出してしまいます。嘘をつくつもりは全くないでしょうが、結果がそうなりかねませんね。
hachiさん の昨日のコメントに 梅雨は中休みだそうです とありましたが、それじゃ最初から休みで、中休みで、終わり休みで、、、なんてことを言ってしまいました。最後に、「 梅雨らしい梅雨はありませんでした。」 ということはあり得ますね。どうなることやら、つゆ知らず。あったのは朝露、夜露なんてことに。先日は麺のつゆを買ってきましたが、あれはおいしかった。もう無いです。
蕎麦のたれ なんていう人がいます。つい言ってしまいます。おれは言わないよという人もいるでしょう。蕎麦はつゆです。たれという人はバカタレだそうです。タレまで付いているような人なのでバカタレなんでしょうか。バカツユというのは聞いたことありませんね。つゆ知らずといいますが、タレ知らずとは聞いたことがない。
露と落ち 露と消えにし 我が身かな
浪速のことは夢のまた夢
は豊臣秀吉の辞世の句。
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はれの図
余計なことを朝から長々と講釈師のように話していますが、まあそのうちに長々と雨が降るだろうと思って楽観視しています。それにしても、ダムには水がないとか。雨の少ない讃岐地方の たけさん の地域は大丈夫でしょうか。私が掘った、井戸と化した穴を持っていけるものなら、軽トラにでも積んでお貸ししたいですね。穴は積めないかな。宅急便でも無理か。
あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む
という歌を詠んだ人(柿本人麻呂)がいます。あしひきのは山にかかる枕詞です。山鳥のしっぽのように長い夜と言いたいわけです。それを長々と言っているわけです。いかに夜が長いか実感がこもっていますね。
これは夜の話ですけど、これを梅雨にひっかけて
あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし雨を ひとりかも見む
梅本雨麻呂
なんてのはどうですか。これくらいでは雨は降らない? だめか。
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サツマイモは自分で育てた苗を挿し芽したのですが、その時にこぼれて挿さないでしまった苗です。茎の途中から根がでて活着してしまいました。この強さ。驚きました。このままにして育てます。落ちこぼれ芋ですが、きっとすばらしい芋になってくれることでしょう。応援していきます。
ヤングコーンがとれました。脇芽からの収穫です。さっそくゆでてサラダに乗っていました。昔、ヤング・ワンなんていう歌がありましたっけ。たしかイギリス人のクリフ・リチャードだったと思います。思い出してしまいました。私はヤング・スワローになりたいですね。